2012年12月10日 ドラクエ10この先

DQ10のVe1.2の情報は次の月曜が解禁日だとか。ジャンプ合わせなのか、それとも気のせいか。
最初はオンラインゲームになってどんな風になるんだと心配されていましたが、
でき上がりは他の平均的オンラインゲームと比べると驚くほど完成度の高い、
ドラクエとオンラインの基本を捉えつつ新たな要素もあふれる良いオンラインゲームだったと思います。
プレイ人数が膨大なためにプレイヤーからの不満の数も多いようですが、
基本的に不満が出てるのはどれも「こうするとより素晴らしくなる」という提案ばかりなので、
単にゲームが愛されていて愛し方を知らない少年が反抗期を迎えているのだと思えばスッキリします。

ただ問題は、この内容で当初の数十万人が課金し続けるのかという点。
やっぱりドラクエ初のオンラインゲームですから購入者とのミスマッチは相当数あったと思います。
その人たちとのギャップを解消しようという動きが今の所見られないのが心配です。
特にライトプレイヤーは基本的に自分から「ここをこうして欲しい」とは言わず、
黙って「私はこのゲームに向いていない」と判断し去っていくものだと思うんですよね。

ではミスマッチとは何だったか。
ライトプレイヤーとの間の摩擦の例を1つ挙げれば、
「レベル上げの時間が長い」ことに端を発する「ゲームが進まない時間が多い」ことがあります。
レベルを1つ上げるために1時間も淡々とレベル上げをしなければならない。
プレイ時間が100時間を超えている廃人の皆さんはもう感覚が麻痺していると思いますが、
ここで「そんなのオンラインゲームだから当たり前だ!」と思うなら、
前述のミスマッチを解消する気が無いということと同じです。

Ver1.2ではようやく序盤のイベントが追加されるようですが、
最初の中継地点(ピィピなど)でもっとイベントがあっても良いだろうと思います。
それらのイベントをクリアしていく過程で自然とレベルが上がり、
最初の大きな町(オルフェアなど)まで行けるようになるのが理想です。
「預かり所クエスト」のようにバブルスライム3匹倒して終わりではなくて。
(ついでに最近グレン領西に行ったら敵の数が2~3から1~2に修正されてるっぽかったですけど、あれは逆効果のような。)

ここでは細かい話はこの辺にしますが、他にも例えばライトプレイヤーの間との摩擦では、
キーボードが無い人がイベント中に「トリック・オア・トリート!」って何度も発言するの物凄く大変だから
もうちょっと楽にするとか
(これは「メリークリスマス!」の時は1回しか打たないで済んだので、もしかしたら既に解決に向かったのかもしれません)、
1日1時間とかしかプレイできない人は、2日しか借りれないサポート仲間を高いお金で雇って平日レベル上げをする気が起きにくいとか、色々あります。
もちろんヘビープレイヤーやボリュームゾーンなどとの間にもそれぞれに摩擦がありますが、
こちらはVer1.1でかなり対策が取られており、今後もうまく彼らの意見を拾って
うまいことやってくれそうな気がします。
特に具体例は挙げませんがノイジーマイノリティの排除はかなり上手だと思います。

僕も個人レベルでは周囲の3人の人にドラクエ10を勧めましたが、
レベル上げとかまで手伝っているわけではないこともあり、
もっと勧めやすいような序盤の土壌が固まるといいなあと思います。
やっぱ続けてプレイしたくなりそうな人にしか、勧めにくいんですよね。

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