2013年8月20日 人間ドックと健康診断の違い

人間ドックと健康診断ってどう違うんでしょうね。答えは最後に。

ということで、人間ドックに行ってきました。
本来いわゆる人間ドックというのは35歳とか40歳になってから行くもので、
僕の歳で行こうとしても、多くの保険組合で費用の助成がもらえません。
33歳の僕ももちろんもらえませんが、今回はあえて行ってみました。

理由は簡単で、死にたくないからです。生きねば。
より具体的には、最近漫画家やゲーム作家などで割と若い方の急死が多く見受けられました。
いや実際に多いかどうかは知りませんが、少なくとも僕には多く見えました。
良く挙げられる理由の1つに、不健康・不規則な生活が挙げられており、
その点においては僕も極限攻略データベースに取り組む間はしばしば不規則になるので、
危ないんじゃないかと認識していたという次第です。

あれ多分「極限攻略」ってのは、僕が極限状態で
ひいひい言いながら攻略してるって意味なんじゃないかな。

まあそれはともかく、さすがに人間に起こりうる全てを検査するのは大変なので、今回は特に「ガン」に注目しました。というか、だからこその人間ドックなのですが。食らったら人生一発退場のリスクですから、潰せるなら潰しておいた方が良いに決まっています。前述のとおり補助も無いので結構高くつきますが、そのお金で飲み会に10回20回行くか検査を受けるかの選択は個人の自由。自由ってすばらしい。

で、様々な検査を受けました。
正式な結果は2~3週間後に届くとのことなんですが、
とりあえず現時点で分かっている範囲では、全て異常なしです。やったー!生きねば!

ちなみに人間ドック学会の調査によると、全ての項目で異常なしと出る人は全体の9.5%なんだとか。
れだけ不摂生しているつもりなのに逆に怖いです。と言っても、異常が出るのは肝機能障害(タバコ吸いすぎ)と肥満(食べすぎ)が多いようなので、お酒とたばこを採らない僕は元々有利なのかもしれませんが。

いっぽう、異常とは診断されなかったものの、気になる点も。
視力が右目1.2、左目0.9と、昔はともかく直近比でもだいぶ落ちていました。そして何故か左目の検査をした時に、対象が揺れて見えたのが恐い所。個人的な勝手な予想では、目が中心を捉えられなくなっていて、対象物が思ったより左にあるから視線が左に動き、着地点が右すぎてまた右に戻り、を繰り返しているのではないか、とか。検査はテーブルの上の装置を覗き込む形で行ったのですが、装置にフタがされている右目を自分で閉じたらこの症状は消えました。
さらに、最近感じていましたが、ものが二重に見えるのも気になります。左右の視力に差が出過ぎたためか、乱視というやつ(原理は知らない)なのか。

まあそれ以外にも、正式な結果はまだ先ですから、どきどきしながら待ちたいと思います。
結果が問題なければ、来年はさすがに項目を変えて検査しようかなと思います。
今日検査して明日ガンができたとしても1年じゃ死なないという点で、
リスクの低減はできているので、他の項目あるいは負担の削減を優先すべきです。

そして人間ドックと健康診断の違いについてですが、
人間ドックは健康診断の一種です。
民間で検査項目を検討し、当初は「短期入院精密身体検査」と呼んでいたものを、
読売新聞が取り上げる際に使った「人間ドック」という言葉が定着したらしいです。
労働基準法(正確には労働安全衛生規則)で定められた「一般健康診断」のことを健康診断と呼ぶことが多いのですが、
一般健康診断は「会社は被雇用者に対して最低限これだけの項目を調べてあげる義務がある」と定めているものなので、その「健康診断」と比べると「人間ドック」は検査項目数が多いことになります。
実際その認識は間違いではないですが、
じゃあ何項目から人間ドックに呼び名が変わるの、みたいな疑問を解決するには、
定義に戻ることが必要だったという話です。

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