2013年11月13日 食品偽装

最近話題になっているレストランの食品偽装問題は、まあそれ自体はけしからんことなんですけど、
実は高級食材かどうかなんて食べてる人たちにはわかってない、という別の問題も提起していて興味深いですね。
もちろん完全に分からないものもありますけど、
例えばウナギとアナゴの区別がつかない人は、無理に高級なウナギを食べなくていいんじゃないかと思うわけです。

昔、生まれて初めてキャビアを食べた時のことを思い出しました。
小学生の時なんですけど、黒いやつが、つまりキャビアが、小さいビンに入ってて、
あけて食べて「変な味ーさすが三大珍味ー」なんて言ってたら、買ってきてくれた人が
「ん、これカビてないか?」と言うんですよ。

珍味がどうこうじゃなくてカビてたんですね。不良品。

この経験のおかげで僕は、どんな高級店だろうと美味しくないものは美味しくないと遠慮なく言うようになったと思います。
重要なのは世間の評価ではなく、自分が良いと思ったかどうかです。
まあ結果としてマックと松屋をこよなく愛する大人に育ったのは正直どうかという気もしますが、
小さいうちに色々経験しておくのはいいことだよねっていう話です。

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