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[全国統一小学生テスト] ブログ村キーワード

2018年11月の全国統一小学生テスト(年長)の問題の分析です。過去問を解く際にお役立てください。

全国統一小学生テスト1位いただきました!【結果返却編】

全統小(年長)問題の正解率と平均点

2018年11月の全国統一小学生テスト(年長)の問題数は大問が5問で、その中に小問が全部で18問ありました。18問を正答率別に見てみると、以下のような分布になります。

正答率90~100%:2問

正答率80~90%:5問

正答率70~80%:4問

正答率60~70%:4問

正答率50~60%:1問 5-3(1)

正答率40~50%:2問 3-1、3-2

※設問ごとの正答率は問題の所に付記します。


平均点は76.1点でした。

受験者数は3750人で、最高得点は100点が176人でした。ちなみに筆者の計算によると、1問ミスだった子は100人弱程度でした(推測)。

2018年11月の全国統一小学生テスト(年長)偏差値

偏差値ごとに必要な点数は、おそらく以下の通りです。(データをもとに筆者が計算した推測値です)

偏差値60:93点

偏差値55:85点

偏差値50:77点

偏差値45:60点

偏差値40:52点


では次から、各問題ごとの分析です。なお年長の問題は自分で読んで解くのではなく、先生(試験監督)が問題を読んでから答える形です。試験時間は30分。

大問1:数

正答率:94%/78%/84%

問題の内容:かぼちゃと大根となすの数を数えるだけの問題です。

数えた答えは数字で書くのではなく、野菜の数だけ丸を塗るので、数字を書けなくてもOK。誘導もしっかりしてるので、どう答えればいいか分からない子はほとんどいなかったようです。

問題は3問あって、答えは順に3個、5個、8個なのですが、2番目の5個の問題の方が3番目の8個よりも正答率が低くなっています。これは、ナスが他の野菜と重なっていて見づらかったためと思われます。ちなみに筆者も最初に問題を見た時は4個かなと思いました。


大問2:身の回り

問題の内容:3つの絵の中から問題に当てはまるものを選びます。

・手紙と関係あるものは?答え:ポスト(89%)

・ろうそくと一緒に使うものは?答え:マッチ(91%)

・たまごから生まれる生き物は?答え:すずめ(87%)

・正月に関係あるものは?答え:門松(72%)

小学校受験や幼児教室などの経験がある子なら簡単な部類に入る問題ですが、いきなり初見だと迷いそう。

特に4番目は答えが「門松」で、これは小学校受験では必須知識ですが、今どき門松を飾るうちは少ないので、一般的には難問にあたると思います。

2番のろうそくと一緒に使うものの答えはマッチで、こちらも今時マッチなんて見たことない子も多そうですが、他の選択肢が色鉛筆、扇風機、ハサミだったので、消去法で正解できる問題でした。今回は全体を通して消去法を使えると有利になる問題は結構多かったと思います。


大問3:図形回転

正解率:45%/48%

問題の内容:図形を回転させるとどうなるか、という問題。

ここは2問あるのですが、2問とも全体の中でも正答率が圧倒的に低く、今回のテストの最難問題となりました。

小学校受験では矢印が1個書いてあったら「1回だけ回転する」を意味することが多い(2回回すときは矢印が2個書いてある)のですが、この問題ではどれだけ回しても良いから同じ形になるものを選ぶという趣旨になっていました。うちの子も最初おかしいなと思ったそうです。小学校受験の上位勢でも惑わされたのではと思います。


大問4:しりとり

正解率:73%/74%/69%

問題の内容:しりとりで2つの言葉の間に入るものを絵で選びます。答えは順に「きもの」「オクラ」「こけし」

絵が正直言ってあんまり上手くないので迷った子も大方のではと思います。あれはオクラには見えない…。

ただ、たとえオクラに見えなくても、最初がアサガで最後がンドセルなのは分かるので、で始まってで始まるものはどれかなと考えれば「もしやこれはオクラなのでは」と考えて正解できます。

きものもオクラもこけしも、年長さんが知っているかと言われるとなかなか難しそうで、実際、正解率も低めになっています。じつは正解以外の選択肢はオニとかコアラとか簡単なものが多いので、ここも消去法が使えれば正解できる子は多そうです。


大問5:規則性

正解率:89%/87%/69%/65%/56%/68%

問題の内容:記号が規則的に並んでいて空欄を推測する問題。

1問目はパンダ・ヒツジ・ウシ・ブタの4つが繰り返し、2問目はジャガイモ、ナス、ピーマン、ニンジン、ブロッコリーの5つが繰り返されます。

3問目は「バナナ、イチゴ、ブドウ、イチゴ、バナナ、リンゴ」と1周期に同じものが2回入っており、イチゴの次を問われた3-1は正答率56%、リンゴの次を問われた3-2は正答率68%となっています。イチゴの次はブドウの回とバナナの回があるので、それで正答率が下がったものと思われます。

「○△○×○△○×○△○×・・・」などの周期でも同様ですが、1周期の中に同じ記号が2回来るパターンは要注意ですね。

全国統一小学生テスト(年長)対策・攻略法

年長さんの全国統一小学生テストの出題範囲は、小学校受験のペーパーテストの内容とかなり一致しています。事前に対策をしたいなら、幼児教室などでもいいでしょうし、大きな本屋さんに行けば年長さん向けの教材がたくさんあるので、そういったものを使うと良いと思います。

ちなみにうちの場合は、七田式Aプリント~Cプリントを2歳~5歳頃までやっていました。

後はテストというものに慣れるのが重要だと思います。うちの場合は漢字検定や算数検定などで慣れていたのでその点は心配ありませんでしたが、事前に開催される対策授業に参加しておくと、本番と同じ校舎で受けることになるので、雰囲気に慣れるという意味でもかなり役立つと思います。

結果に関しては、間違いの中にも色々な間違え方があるので、まずは親の方で間違いの種類を分類してあげるのが良いと思います。

  • 全く分からなかったもの
  • 分かってはいたものの考える過程でミスしたもの
  • 時間の関係で解けなかったもの
  • 問題の意味が分からず、もし分かっていれば正解できたもの

全部まとめて「全く分からなかったもの」と同じ処理をしてしまうのは子供がかわいそうです。特に考えは合っている(惜しい)けど答えが違うという「部分点」が全国統一小学生テストにはないため、子供が頑張ったけど点数にならなかった部分は、成績表では評価してもらえません。なので、そこは代わりに親がほめてあげるべきだと個人的には考えます。

また、いわゆる「ケアレスミス」は、全受験者が中学受験本番まで(なんなら大学受験まで)引きずり続ける問題ですので、子供を叱ったりせずに、ケアレスミスをなくすことの重要性をお子さんに伝え、次からどうすればケアレスミスが減るか一緒に考えてみてください。

年長さんの出題範囲は小学校1年以降とは大きく異なるので、逆に言えば年長さんは「教科」(算数とか国語とか)のくくりに縛られずにお子さんの弱点を知る最後のチャンスでもあります。それを全国統一小学生テストで知るのももちろん良いのですが、家庭学習を通してお子さんの得意・弱点を事前に知っておき、対策をしてあげて、対策がうまくいったかどうかの結果を全国統一小学生テストで見る、という使い方もアリだと思います。


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