塾みたいな形式で勉強したら集中力が1時間もった

塾みたいな勉強法

前に某塾の体験に行ったとき、1人1人が勝手に問題を解き進めていく形式の授業がありました。

それが気に入ったみたいで、今日は僕が先生役で、子供2人がそれぞれ自分の問題を解き、できた人は手を挙げて先生を呼ぶ、という形式でやってみました。

  • 上の子…キッズBEEの練習問題
  • 下の子…足し算の問題

2人とも今日やる予定だった勉強は既に終えた後だったので、さらに追加でやった形になるんですが、気づいたら1時間ぶっ通しで勉強し続けてました。下の子がこんなにやるのは珍しいです。ちょっとやり方を変えるだけで、子供のやる気って変わるものですね…。

塾の2つの形式

塾には2つの形式があります。

1つはみんなで先生の話を聞く形式。そしてもう1つは、各自で問題をどんどん解いていく形式です。

算数や問題演習は後者、それ以外は前者が多いかなと思います。大学受験の予備校では、多分ほとんどの授業が前者ですよね。

塾の形式ごとのメリットとデメリット

みんなで先生の話を聞く形式は、先生が全員に一斉に説明ができるので、全員が質の高い授業を受けられたり、クラス全体で議論をすることで思考を深めることができます。しかし1人1人の進度に合った勉強はできません。

いっぽう各自で問題をどんどん解いていく形式は、1人1人の進度に合った勉強ができますが、先生が1人に割ける時間は短くなるので、質の高い丁寧な説明はしにくくなります。

そのため、最初に全体で話をしてから各自で問題を解くとか、重要な問題だけ全体に説明するなど、各塾ごとに、そして各教科ごとに、2つの授業形式がうまく使い分けていると思います。

もちろん中には、公文式に代表されるように、全体講義が全くなくて、各自で問題をどんどん解いていくだけという塾もあったりします。

自宅学習のメリット

いっぽう自宅はどうかというと、全体授業に相当する説明を、自分の子供1人にだけすることができますし、子供が自分の進度に合わせて問題を解くこともできるので、いいとこ取りですよね。

欠点はというと、ライバルがいないこと、他の子の意見や別解を耳に入れる機会がないこと、周りにおもちゃやおやつなど誘惑が多いこと、などでしょうか。

あと、好きな時間に勉強できるというのは最初はメリットだと思っていましたが、逆にデメリットなのではと思うこともあります。好きな時にやるんだって言っても、他に楽しいことがあれば結局やりませんからね…。笑

これからも、子供が楽しく学べる環境を色々作っていきたいと思います。当面は塾には行かないことになりそうなので、なおさら・・・。

コメント