サピックス入室テストの問題と結果が返ってきました!
サピックスの入室テストの問題と結果が返ってきました!
はやっ!受けてから3日で結果を郵送ってすごいな…。笑
サピックスの入室テストはクラス分けも兼ねているので、子供は結果が返ってくるのを楽しみにしてました。
さあ果たして気になる成績は・・・!
どうなった・・・!
改行・・・!
・・・ところでこれ、名前とかどこにも載らないの?
分かんないからぼかしときます!!
結果は悪くはないんですけど、惜しくも満点を逃しました!
サピックス入室テスト(新1年生)結果まとめと考察
1年生のサピックス入室テストは、算数100点満点、国語100点満点の合計200点満点です。テスト時間はどちらも25分ずつで、間にトイレに行ける時間はあったそうです。
時計を持ってきても良いとありましたが、前に大きなストップウォッチが置かれたので、時計は不要だったようです。
実際の問題や詳細な考察については後述します。
うちの子の結果と考察
結果は上に挙げた通りです。算数は満点でしたが、国語で答えは分かっているけど解答を間違えるという惜しいミスがありました。
ただ、この惜しいミスが、これから6年間テストのたびに子供の点数を奪い続けていくわけです。「簡単な問題でミスしないことの難しさ」を改めて考える良いきっかけにしたいものです。
なお今回の結果だと、サピックスに入室した場合、一番上のクラスに組み分けられるようです。1年生は最上位クラスでもアルファって名前は付かないみたいですね。
子供は微妙な表情をしていました。実は他にやりたい習い事があって、ここでサピックスの組み分け結果に喜んでしまうと、サピックスに入れられてしまい、やりたい習い事が出来なくなると思っている…のだと思います。
小1サピックス入室テスト:2科目総合
- 平均点:138点
- 入室基準点:85点
- 偏差値60:175点
サピックス入室テスト問題:算数
1年生の入室テストの算数の問題は以下の通りです。
- リンゴの数を数える問題…32点
- 1から10までで抜けてる数字を書く問題…16点
- ジグソーパズル的な問題…24点
- 条件付き迷路…28点
平均点は71点で、受験者の約20%が満点でした。
サピックス入室テスト問題:国語
1年生の入室テストの国語の問題は以下の通りです。
- ひらがなを読む問題…24点
- 関係の深いものを探す問題(例:くだもの→りんご)…24点
- 文字を並べ替えて単語を作る問題…12点
- 長文読解(25行)…40点
平均点は66点で、受験者の約5%が満点でした。
サピックス1年生入室テストの問題と難度
以下、今回受けた3月のサピックス入室テストに関して考察してみます。
算数・国語とも問題は大問4つで構成されており、どちらも簡単な問題から始まって最後が難しい問題になっています。
制限時間は短くても長くても辛い
国語の大問4は文章題(本文300文字+問題200文字程度)だったり、算数の大問4は問題文だけで合計500文字弱と、一般的な1年生にとっては文字数がかなり多いです。
幼稚園時代からペーパーテストに慣れている子でも、長文読みに苦労して、時間切れになった子も多かったようです。
文章さえ早く読めれば、考える時間はそこそこあると思いますが、テスト慣れしていない1年生にとって25分というのは長いので、慣れや集中力が必要です。25分間(×2科目で50分間)、問題に向き合い続けるという練習は事前にしておいても良いかもしれません。
入室基準点は低い
入室テストの中には難しい問題もありますが、サピックス入室基準点は200点中85点です。つまり極端な話、半分以上不正解でも、入室基準点はクリアできます。
長文を読むのが苦手な子は、算数・国語はともに大問1~3で何点取れるかが重要。大問4が例え0点でも、大問1~3の問題を3分の2以上正解するとちょうど85点を超えるようになっています。
逆に長文がスラスラ読める子は、序盤の配点の低い問題で時間を使いすぎると、最後の問題まで行く前に時間切れになってしまうので、分からない問題は飛ばすことも必要になるでしょう。
またサピックスのテストは、国語だけでなく算数も、問題文を自分で読む必要があります。算数の問題文の長さは、大問ごとに1番50文字、2番と3番は70文字程度。4番は全部で500文字程度に及びます。
なので長文問題を解くには、100文字以内のひらがなの文章は抵抗なくスラスラ読める必要があります。
入室テストで組み分け上位を狙うには
サピックスでは入室テストで高得点を取るほど、上のクラスに組み分けされます。高得点を狙うには、算数と国語の1~3番は全部取ったうえで、4番でどれだけ得点できるかが重要になります。
つまり、制限時間内に問題文を読む力が必須になります。
対策としては、普段から自分で文章を読む練習をして、速度を上げたり、途中で疲れないようにすると良いでしょう。
文章さえ読めれば問題自体は難しくないものが多いので、国語の長文読解ドリルで問題をやりまくる、といった対策までは必要ないと思います。算数も、難しい計算や、文章題を読み取って的確に計算式を立てるといった問題は、今回は出ませんでした。
知能テスト・知能パズル系の問題は少し出るので、幼少期からそういう問題に取り組んでいる子は若干有利かもしれません。
1年生の入室テストは問題と解答用紙が一緒
1年生と2年生の入室テストは、問題と解答用紙が一緒になっています。これってサピックスに限らず小学校低学年では割と普通のことのようですね。
問題と解答用紙が一緒だと、テストの後に問題を持って帰れないので、終わった後すぐに反省できないのが困るんですよね。間違いを直すのは解いた直後が一番いいというのが僕の持論です。
ただ幸い、1年生は入室テストの数日後に結果が返ってくるので、うちは子供が忘れないうちに出来るだけ早く見直しをしました。
入室テストからサピックス入室までの流れ
サピックスへの入室を希望する場合は、オリエンテーションを受けてから入室手続きをします。
うちは今回は保留にする・・・と思います。そうすると今回獲得した入室の権利を失うことになりますが、入室したくなったらまたその時に入室テストを受けます。まずは小学校に入って子供の負荷や他のやりたいことがどうなっていくかをよく見て、焦らずじっくり考えたいと思います。
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