四谷大塚はAI学習でサピ越えの大復活を遂げるか

四谷大塚は今年から6年生対象にAI学習システム「志望校別単元ジャンル演習」というのを始めました。

公式の説明はプレスリリースでご覧ください。

中学受験進学塾初!! 難関校合格の切り札となるAI演習コンテンツ 『志望校別単元ジャンル演習』が登場!
百万人いれば、百万通りの個人別学習を実現。   「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」を運営する株式会社ナガセと、中学受験の選抜制進学塾「四谷大塚」を運営する株式会社四谷大塚は、中学受験を控えた小学...

簡単に言うと、これまでの模試の結果から弱点を割り出して問題を出題してくれるというものらしいです。

それだけ聞くととてもいいもののように思えるのですが、まだ運用が上手く行っていないようです。

  • 模試のたびに問題が増えて消化しきれない
  • ケアレスミスした問題も理解していないものと判断される
  • 問題の解説がない(採点は校舎に提出して人力で行われるらしい)

などなど

ちなみにこの仕組みは大学受験塾の東進ハイスクールの方では既に導入されていて、今回同じようなものを子会社である四谷大塚にも導入した模様。ただ、高校生と違って小学生はケアレスミス率が高かったり、こなせる問題数に限りがあるので、そういった違いも影響しているように思います。

苦手ジャンルの問題だけが簡単に手に入るということ自体は結構凄いことなので、今後上手く運用されていくと良いですね。

コメント

  1. 塾側の解説添付が進められ、親側で解答内容を把握した上でAI指定問題をある程度選別出来れば、家庭によってはかなり強力なツールになりますね。精度が気になりますが、親が類題を引っ張ってこなくていいとなればかなり助かる気がします。個人的には今後に期待大です!

    • >博士さん
      ツールとしては良さそうですけどねー。
      小学生はサボる生き物なので、人間が付いていないとできない子も結構いるような気もしています。