ドラゴンクエスト4「今度こそ極限低レベル・ボス撃破」
〜その5:5章後半〜



もくじ / 基礎知識編 // 各ボス攻略: 4章まで / 5章前半 / 5章後半 / デスピサロ戦術 / デスピサロ実戦 / あとがき


ボスデータと攻略法

5章後半はエスタークと結界四天王。
ここから先のボスはどれも強力ですが、そこには必ず死角が存在します。

エスターク

【ボス・ステータス】
なまえHPMP攻撃力守備力
エスターク
27000200140
行動パターン:1ターン2回行動。眠っている間は「怪しい光」。
起きているときは「凍える吹雪→打撃→力ため→打撃→いてつく波動→打撃」のローテーション。

エスタークは必ず1ターンに2回行動します。最初は眠っており、全員が約50ダメージを受ける
「怪しい光」を放ってきます。その後の行動はローテーションになります。
敵の攻撃のうちほとんどが打撃攻撃になるわけですが、実は最強装備のクリフトなら被ダメージは約46程度。
スカラがかかれば被ダメージはたちまち0か1になります。
さらに吹雪に関しては、はぐれメタルの盾でダメージがマイナス40されて0〜20のダメージしか受けません。
つまり実はこの戦いは、Lv4のクリフトでも必勝なのです。
クリフトのHPは、最初に怪しい光を2発食らってもほぼ生き残れる106にします(命の木の実を13個使用)。

【味方ステータス】
なまえLvHP攻撃力守備力素早さ装備木の実
クリフト41061642077はぐれメタルの剣・鎧・盾・ヘルム、豪傑の腕輪命の木の実×13
アイテム:祈りの指輪×5、力の盾

相手が凍てつく波動を使ってくるターンには必ずスカラをかけなおしますが、 他のターンは自由行動です。通常は打撃を行いますが、 HPが減ってきたら力の盾で回復し、MPが減ってきたら祈りの指輪で回復します。

時間はかかりますが、この戦法で確実に勝つことが出来ます。



エスタークを倒し、やがて天空城に到達すると移民の町が全種類作れるようになります。
これはメガザルの腕輪をいくつでも買うことが出来ることを意味しますが、今回の攻略ではラスボス戦以外では使用しません。

希望の祠に着いたら、結界四天王(←実は僕の勝手な命名)との戦いに備え、4種類のセーブデータを作成します。

ギガデーモン

【ボス・ステータス】
なまえHPMP攻撃力守備力
ギガデーモン
2300823040
行動パターン:1ターン2回行動。「打撃→痛恨打撃→大防御→打撃→ルカナン→打撃」のローテーション。


【味方ステータス】
なまえLvHP攻撃力守備力素早さ装備木の実
クリフト42821120910はぐれメタルの剣・鎧・盾・ヘルム、星降る腕輪力の種×24
アイテム:豪傑の腕輪、力の盾

たくさんダメージを与えるために力の種24個を全て投入し、元のLv4での力9から72だけアップします。 これに、はぐれメタルの剣の威力130を加えて、さらに攻撃時には豪傑の腕輪を装備することであと25だけアップし、 攻撃力を236とします。他の木の実類は一切使用しません。

ギガデーモンの行動は「打撃→痛恨打撃→防御→打撃→ルカナン→打撃」というローテーション行動で、 常に1ターン2回攻撃です。補足として、「痛恨打撃」では25%程度の確率で痛恨の一撃、 残りの75%程度は通常の打撃が来ます。「防御」のターンには打撃によるダメージが通常の5分の1しか与えられませんが、 呪文などによるダメージは通常通りです。

ルカナンについては、ギガデーモンのMPが8しかないため2回しか唱えることができず、3回目では「しかしMPが足りない」となって無効果になります。 その次からはルカナンは使わず、「打撃→痛恨打撃→防御→打撃→打撃」のローテーションになります。 さて、ギガデーモンといえばとにかく強力な攻撃が脅威なわけです。よって、ここでもクリフトのスカラが活躍します。

アンドレアル

【ボス・ステータス】
なまえHPMP攻撃力守備力
アンドレアル×3
4500180150
行動パターン:打撃、高熱のガス、仲間を呼ぶ

ラスボス・デスピサロの結界を守る4ボスのうちの1匹。
なんと同時に3匹出て来る上に、仲間として同種族を呼ぶという新機軸なボスです。
この「仲間を呼ぶ」がたいへん厄介で、3匹のうち1匹でも死ぬと、その空いたスペースに仲間を呼ばれてしまいます。
攻撃力不足の低レベルクリアにおいては、力任せに攻撃しても一生戦闘が終わらないでしょう。

アンドレアルの行動は打撃と高熱のガス(比率は1:1)ですので、はぐれメタルの盾で高熱のガスが完全にシャットアウトできることを考えると、
実は打撃さえ受けなければ確実に負けないということができることがわかります。
そこでスカラを唱えられるクリフトの登場です。クリフトは幸いはぐれメタルの盾を装備できますので、
他キャラの手助けは必要ありません。
とはいえ、こちらがスカラを唱える前に相手の打撃を受けてしまえばそれまでです。
アンドレアルの素早さは60程度と推測できるので、Lv4で素早さ6のクリフトに素早さの種を15個投与して
素早さを36にし、さらに星降る腕輪を装備すれば素早さは2倍の72になります。
これで、かなりの確率で先攻できるようになります(最初に行動できる確率は6割程度)。

【味方ステータス】
なまえLvHP攻撃力守備力素早さ装備木の実
クリフト428922372はぐれメタルの剣・鎧・盾・ヘルム、星降る腕輪素早さの種×15
アイテム:氷の刃

今回はアンドレアル1匹に先攻されましたが、そいつの行動が高熱のガスだったため助かりました。 スカラさえかかれば、あとは必勝です。「こおりのやいば」を道具として使うとヒャダルコの効果があり、 これがアンドレアルには必ず効きます。3匹に同時にダメージを与えていくことで、 3匹を同時に倒すことができ、厄介な「仲間を呼ぶ」をされずに済むわけです。
スカラの効果は途中で切れてしまうので、氷の刃を5回使った時点でスカラをかけなおします。
アンドレアルのHPは450ですので、氷の刃を9〜10回使えば倒すことができます。



…などど言う甘っちょろい攻略で終わらせてはいけません。(以下は2月15日追記分)

実はさらなる低いレベルでの撃破が可能です。というか、したいです。上記の攻略じゃあんまりです。

というわけで、まずレベルの設定から。
前回Lv4だったので、それよりは下げないといけません。 Lv2あるいは3で有用な呪文を覚える味方キャラがいないことから、Lv1で挑むのが良いことがわかります。 (Lv1で勝てなければLv2や3で挑んでも結局同じでしょう。その公算が高いです。)

さて、では戦術は?
アンドレアルの行動は炎と打撃で、そのうち炎は1人までなら完全回避できます(はぐメタ盾)が、 2人以上いたとしても2人目はかわしきれません。(「3分の2」か「-15」までは下げれる)

次に打撃です。打撃に関しては、こちらの人数が多い方がターゲットがばらけ、 1人に攻撃が集中しないので有利のような気がします。…本当にそうでしょうか?

実際は、命の木の実の投与数もばらけてしまうので、あまり有利になるとは言えません。 となると、炎のダメージによる負担を鑑みる限り、強化するキャラを1人に集中した方が良いことになります。

では次に誰を強化するか。はぐメタ盾装備可能者で守備力が最も高くなるのはクリフトとミネアです。 クリフトとミネアの違いはほとんどありませんが、さっきまでLv4のクリフトで挑んでいたので、今回も同じクリフトに挑ませることにします。

しかし、本当に倒せるんでしょうか?
前回との違いはスカラがあるかないかという1点のみですので、まず打撃ダメージがどうなるか計算を行います。
193/2-238/4=37より、ダメージは32〜42です。 (っていうか極限データベースの方の数字は確か僕が何も調べないで書いた数字なので(ぉ、 今回調べなおした所ダメージ範囲が32〜42だった→あっじゃあアンドレアルの攻撃力って193くらい?という逆順で決定した攻撃力ですが。)

さてさて、平均37ダメージということは、3発目までは確実に耐えます。4発目でも運がよければ耐えます。 3発耐えられるというのはとても重要な情報です。何せアンドレアルは3匹ですので、1ターン中に打撃は最悪3発来ることになるからです。
これで一応望みは繋がれました。
なお4発受けた場合の死亡確率は、ダメージ32〜42の11通りが等確率で起こると仮定すると、75%となります。 なんで?と聞かれると計算しましたとしか答えられませんが…11045/(11^4)=75%です。 4回のダメージ数値には14641通りありますが、そのうち11045通りで合計144以上のダメージになります。

アンドレアルの炎と打撃の確率はほぼ半々であることが知られています。 ということは、1ターン以内に敵の打撃が来る回数と確率は以下のようになります。

<打撃と炎の確率>
打撃回数ガス回数確率
打撃0回ガス3回12.5%
打撃1回ガス2回37.5%
打撃2回ガス1回37.5%
打撃3回ガス0回12.5%


打撃が2回以内なら、力の盾(回復量75〜95?)で回復しきれます。 もし3回来ても、こちらはそのターンに力の盾を使います。 さらに次のターンに打撃が3回来たとしても、平均蓄積ダメージは37×6−85=137。 そもそも「2ターン連続で3回打撃」の確率というのが64分の1ですので、「全快から2ターン連続3回攻撃により死ぬ確率」は0.5%〜1%という低確率に収まります。

ということは……?


回復し続けていれば、死ぬことはまず無い!のです!!

さてしかし、攻撃方法はどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単。敵の攻撃が「高熱のガス×3」だったときのみ攻撃すれば良いのです!

そこで例によって作戦を「いのちだいじに」にします。
これにより、敵の3回攻撃のうち1つでも打撃が来ればHPが減りますので、クリフトは力の盾で自分を回復。
そして、打撃が一回も来ず全て高熱のガスだった場合は攻撃を………

攻撃が……



アンドレアルは打撃じゃ倒せないんだった


ご存知の通りアンドレアルは仲間を呼びます。仲間と言ってもザコを呼ぶわけではありません。アンドレアルを呼ぶのです。 従って打撃で1匹を倒すと、その空いたスペースにすぐにまた次のアンドレアルが出て来るので、戦闘が一生終わりません。
余計な比喩ですがこれではシャカとアイオリアです。

これには困りました…攻撃方法は打撃ではなく、氷の刃を使わないといけないのです。AIに戦闘を任せても、 氷の刃を使ってくれません。
もしも氷の刃を使うターンにアンドレアルの攻撃が全部打撃だったら、 次のターンに2回打撃が来れば死亡です。1回でも半分くらいの確率で死亡です(ダメージ量によりますが)。 とにかく、氷の刃を使うターンと次のターンの合計2ターンで打撃が5回以上で死亡、4回でも半分の確率で死亡。 そうなる確率は、6/64+(15/64*0.75)=28.0%です。高いなオイ…。

ではここで、この作戦(全快の時のみ氷の刃、後は全て力の盾)での勝率を計算しておきましょう。
1回氷の刃を使う機会ごとに28.0%の確率で死ぬわけですから、撃破までに10回氷の刃を使うことを考えると、勝率は
(1-0.280)^10=3.74%!!

うわあ微妙な数字!挑みたいような挑みたくないような!!

…しかし実際は、この数字はまだ 「氷の刃9発目の時点で敵が1匹or2匹のみ死んでしまい、次のターンに仲間を呼ばれる」 という最悪の可能性が考慮されてませんので、現実的な撃破確率はもう少し下がります。


でも折角なので挑戦しました。


【味方ステータス】
なまえLvHP攻撃力守備力素早さ装備木の実
クリフト1144323837はぐれメタルの鎧・盾・ヘルム、守りのルビー命の木の実×21、素早さの種×16
アイテム:氷の刃、力の盾

そして結果を下に書いておきます。 まず初めはこんな感じです。

<アンドレアル戦・16回目まで>
挑戦回数氷の刃回数死んだターン
1回目1回10ターン
2回目2回5ターン
3回目2回5ターン
4回目3回5ターン
5回目3回8ターン
6回目1回6ターン
7回目1回6ターン
8回目2回11ターン
9回目1回2ターン
10回目3回15ターン
11回目3回8ターン
12回目2回6ターン
13回目3回10ターン
14回目2回8ターン
15回目3回12ターン
16回目6回22ターン

16回目の挑戦にして、ようやく初めて半分以上のダメージを与えました。
ここまで低くていいのか…?あまりに確率が低いような気が…。
ちなみに8回目の時は11ターン目で死にましたが、敵の攻撃が激しく、結局ほとんど力の盾を使い続けていました。
ともかく、このままもう少し頑張って続けるしかありません。

<アンドレアル戦・24回目まで>
挑戦回数氷の刃回数死んだターン
17回目1回3ターン
18回目1回3ターン
19回目4回14ターン
20回目1回3ターン
21回目1回2ターン
22回目1回2ターン
23回目2回5ターン

淡々と死んでいきます。死屍累々。
しかもなんだか瞬殺されることが多くなってきました。そしてそろそろもう嫌だと思い始めた24回目…

このようになりました。

【味方ステータス】
ターンアンドレアルAアンドレアルBアンドレアルCクリフト
1ターン目ガス打撃ガス氷の刃
2ターン目ガスガスガス力の盾
3ターン目ガス打撃打撃氷の刃
4ターン目ガスガス打撃力の盾
5ターン目打撃打撃ガス力の盾
6ターン目ガスガスガス力の盾
7ターン目ガス打撃打撃氷の刃
8ターン目ガス打撃ガス力の盾
9ターン目ガス打撃打撃力の盾
10ターン目ガス打撃ガス力の盾
11ターン目打撃ガスガス氷の刃
12ターン目打撃ガス打撃力の盾
13ターン目ガスガス打撃力の盾
14ターン目ガスガス打撃氷の刃
15ターン目ガスガスガス力の盾
16ターン目打撃ガスガス氷の刃
17ターン目打撃打撃ガス力の盾
18ターン目打撃打撃ガス力の盾
19ターン目打撃打撃ガス力の盾
20ターン目ガス打撃ガス力の盾
21ターン目打撃ガス打撃氷の刃
22ターン目ガスガスガス力の盾
23ターン目ガスガスガス氷の刃
24ターン目ガスガス打撃氷の刃
25ターン目死亡ガスガス氷の刃→撃破!!

と言うわけで、24戦目で勝利です!!
最初に求めておいた確率3.74%から考えると、結果的には少し運が良かったということでしょうか。

それにしても撃破時の戦譜を振り返ってみると、実に24ターンで打撃がわずか27回です。
ちなみに最後はアンドレアルAだけが9回目の氷の刃で死んでしまったため、 慌てて次の25ターン目に10回目の氷の刃を使い、残りを倒しました。 この間、運良く仲間は呼ばれませんでした。

エビルプリースト

【ボス・ステータス】
なまえHPMP攻撃力守備力
エビルプリースト
1600160190
行動パターン:打撃、バギクロス、マヒャド、マホカンタ、メラミ。1ターン最大2回行動。
スモールグール
134015535
行動パターン:打撃、

エビルプリースト戦では、一緒に出て来るスモールグール3匹が非常に厄介な敵となります。 最初のターンはエビルプリーストの2回攻撃を含めて最大計5回もの敵の行動があることになるからです。 低レベル攻略時には、このような「本来はザコ敵」である敵の攻撃でさえ脅威となります。
ここはさすがにレベル1キャラ1人ではどうにもなりません。敵全員がこちらより素早いので、スカラを唱える暇すらないのです。 しかし、ここでは仲間を1人増やすことで活路を見出します。

といっても、単に盾にするのではあまり意味がありません。
1ターン目の敵の打撃が全てクリフト以外の仲間に当たっている間にクリフトがスカラを唱えるという手も考えられますが
何人仲間を並べようと、最初にエビルプリーストのマヒャドかバギクロスで蹴散らされ、
クリフト1人になったところにスモールグールの打撃が集中するでしょう。
それよりもっと確実で、かつ仲間の手を1人しか必要としない手……それは、「メガンテの腕輪」です。

まずトルネコ(じゃなくても良いのですが何となくトルネコ)を盾として犠牲にすることで
メガンテの腕輪を発動させ、その効果でスモールグールを蹴散らします。
スモールグールは砕け散るかHPが1になるかのどちらかです。
クリフトは力の盾で自分を回復し、もしスモールグールが残れば次のターンに殴り倒します。
メガンテの効き具合にもよりますが、成功すればエビルプリースト対クリフトの一騎打ちになります。

【味方ステータス】
なまえLvHP攻撃力守備力素早さ装備木の実
トルネコ1204125メガンテの腕輪なし
アイテム:なし
クリフト114422419272はぐれメタルの剣・鎧・ヘルム、ミラーシールド、豪傑の腕輪力の種×20、命の木の実×21
アイテム:力の盾

クリフトは、HPが100以上の時は打撃、100以下の時は回復をします。
エビルプリーストは毎ターン20の自然回復がありますので、こちらも打撃を結構な頻度で入れなければいけません。
そこで、少々のダメージは目をつぶり打撃をします。
ここで作戦を「いのちだいじに」にすると、クリフトがほとんど攻撃できなくなり、エビルプリーストがどんどん自然回復してしまいます。
実際エビルプリーストは打撃の頻度が2割くらいですので、HPが100もあれば2ターン以内に死ぬことはまず有り得ません。
というわけで、あとは時々力の盾を使ってHPに気をつけながら、殴り続けて勝利です。
奇跡の剣を使う手もありますが、攻撃力のあるはぐれメタルの剣を使った方が結局早くダメージを蓄積できます。
一応死ぬ可能性もないわけではないので、出来る限り短期戦であるほうが望ましいのは言うまでもありません。

ちなみに天空の盾(マホカンタ)やはぐれメタルの盾(マホステ)は使ってはいけません。
これらを使うとエビルプリーストは呪文を使ってこなくなり、結果的に一番ダメージの大きい打撃しか使ってこなくなってしまうからです。


ちなみに実戦では何と、1ターン目のエビルプリーストのマヒャドに対して、
トルネコが口をふさぐというウルトラCを見せてくれました。次のメラミで死んだけど。

ヘルバトラー

【ボス・ステータス】
なまえHPMP攻撃力守備力
ヘルバトラー
3300190200
行動パターン:打撃、激しい炎、凍える吹雪、イオナズン、雄たけび。1ターン最大2回行動。

ヘルバトラーはDQ4でも特に強いボスで、
強力な全体攻撃を持っているため、Lv30台でも全滅する恐れがあります。


ヘルバトラーの強さの秘密はイオナズンと炎という属性の違う2つの必殺技を持っていることと、
こちらのペースを崩す「雄たけび」を持っていることでしょう。もちろん攻撃力も高く、
このゲームで唯一の「打撃・呪文・ブレス」3拍子揃った敵です。
打撃を意識するなら、スカラがあれば良いのでクリフトで決まりでしょう。
呪文に対してはやはり、はぐメタ鎧+ミラーシールドを装備できるクリフトです。
ブレスを防ぐには、天使のレオタード+はぐメタ盾を装備できるミネアということになるでしょう。

そこで最初の案は、Lv4クリフトとLv1ミネアの2人で挑む案です。

だ、駄目です先生。打撃はスカラで防げるのですが、炎が来ると壊滅します。
1つしか手に入らないはぐメタ盾をミネアに装備させると炎でクリフトが即死します。
かといってクリフトに装備させると、2人とも約50〜60ダメージを受け2人とも瀕死になります。
そもそも21個しかない命の木の実の使用を2人に分散させること自体、全体攻撃を得意とするヘルバトラーに対しては不利と言わざるを得ません。

ではLv4クリフト1人で行くか、Lv1ミネア1人で行くか?
答えは簡単。低レベルクリアなんですからLv1のミネアを選ぶに決まっています。

【味方ステータス】
なまえLvHP装備木の実
ミネア11441942244はぐれメタルの剣・鎧・盾・ヘルム、守りのルビー力の種×20、命の木の実×21
アイテム:天空の盾、力の盾

とりあえずミネアを選んだ以上、ブレス攻撃に対しては絶対的に安全です。では他の攻撃は?
まず1ターン目に天空の盾でマホカンタをかけます。これで呪文対策は完璧。
但しポイントは、5ターンに1回天空の盾を使わなければならないことです。
また、回復をはさまずにヘルバトラーの打撃が3回来ると死にます。
例えば、ヘルバトラーが打撃を1発繰り出してきた次のターンに回復しようとしても、
素早さが高いのはもちろんあちらですから、次のターンにヘルバトラーの打撃が2回来てしまえば負けです。
そこで、以下のような戦術になりました。

(1)天空の盾を最後に使ってから3ターン以内の場合
・HPが全快のときは「いのちだいじに」
・全快でない時は「めいれいさせろ」で力の盾を使用


(2)天空の盾を最後に使ってから4ターン目以降の場合
・HPが全快のときは、天空の盾を使用
・全快でない時は「めいれいさせろ」で力の盾を使用

まず(1)から解説しましょう。
攻撃をするのは、こちらのHPが全快の時のみです。
但し作戦は「いのちだいじに」ですので、打撃が1回でも来ればミネアは自分に力の盾を使います。
これによりターン終了時のダメージの合計は、普通は最悪でも炎のダメージのみになります。
但し1ターンに2回打撃が来たときのみは、力の盾でも回復しきれず、やはり20程度のダメージが残ることがあります。

次に(2)です。
実は今回の戦術の唯一の「隙」が、天空の盾を使う瞬間です。
天空の盾を使うターンに敵の打撃が2回来ると、次のターンに打撃をあと1回食らえば死亡するわけです。
そこで天空の盾使用時の死亡を少しでも減らすために、天空の盾を使うのはHPが全快の時に限っています。
敵の行動の後に力の盾を使うので、まず全快になります。
もちろん敵が打撃を連打してくると回復が追いつかず、毎ターン回復をし続ける羽目になり、
いつまで経っても天空の盾が使えなくなります。ですが実際にそうなる確率Pは
P=(ヘルバトラーが2回行動である確率×行動が打撃である確率×行動が打撃である確率)≒0.5*0.4*0.4=8%
であり、これが連続することは滅多にありません。
実際倒した時には1度だけ、3ターンで計5回の打撃が来て天空の盾の効果が切れてしまいましたが、
次のターンで持ち直し、天空の盾を使うことができました。
イオナズンも天使のレオタードで軽減されますので、ダメージは最悪でも60弱です。

やはりそれよりも怖いのは天空の盾を使ったターンとその次のターンであり、ここで4回死にました。

さて攻撃面の話をするのをすっかり忘れていました。
今まで見てきたとおり、ほとんど全てのターンは力の盾を使うか天空の盾を使っています。
実は攻撃方法は、イオナズンのはね返しが主になります。
ヘルバトラーは、こちらがマホカンタ状態であっても平気でイオナズンを使ってくるのです。
はね返したイオナズンがヘルバトラーに効く確率は体感で3割程度ですが、
効けば効果はイオナズンですので120〜160のダメージを与えられます。
ミネアもたまには攻撃しますが、はね返しに比べたら効果は小さいものでしょう。

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