2011年2月5日 映画「ソーシャルネットワーク」感想文

QMAを嫁と2クレやって2位と4位。今日は並べ替え(9%/トトブラルンン)を初見単独正解。
嫁は優勝できないとふくれるんですが、一緒にやって優勝したのなんてここ半年ない気もします。

で、「ソーシャルネットワーク」という映画を見てきました。
1行で感想を述べると、僕にとってこの映画はクリリンでした。

フェイスブックっていう、まあmixiみたいなやつ…のアメリカ版の社長の話を元にしたフィクション映画です。
内容はまあざっくり書くと、大学の時に作ったサイトがパクりだと言われて賠償金で解決しました、というもの。
いや、全般的にちょっと(全然)違うけど、ネットに詳しくない人からすれば大体そんな感じ。

最初にフェイスブックの財務を担当した友人の実力がイマイチだったので、途中でその友人を無理に追い出して他の人にチェンジする、
というのが映画の見せ場の1つなんだけど、これはあらゆる世界で直面し得る難しい問題だと思った。
例えば音楽のバンドとかで、メンバー全員が全国レベルの力を持つのはなかなか難しくて、
やっぱり中にはしょぼい人が混ざってたりすると思うんですよね。
で、有名になってもそのままのメンバーでやってくのか、その人を切って他の人にチェンジするのか、みたいな。

ドラゴンボールで言うと、次々と強敵が仲間になっていく中で、じゃあ最初の仲間だったクリリンやヤムチャはどう存在感を出して、どう悟空に貢献していくのかというのと同じ話ですよね。はっきり言って無理。
そうした時に、悟空が「オメェらは下がってろ!」と言うのと、フェイスブックの社長がCFOを解雇(排除)するのと何が違うのかと言われると、とても難しい。唯一違うのはクリリンやヤムチャが自分の実力の無さをすんなり認めて引き下がる点なんだけど。

でも一方、起業したばかりの時点では悟空はピッコロやベジータを仲間にできないわけで、やっぱり最初はクリリンから始めるしかない。
一方、悟空とクリリンが最終的にこんなに実力差がつくなんて最初は誰も予想できない。
じゃあどうすればいいのか。
フェイスブックの社長は友人をCFOから「円満に」降ろす、というのが正解だったんだろうな。
そうすることにもうちょっと努力した方が良かったと思う。でもそれは結果論。凄く難しい。

そんな風に考えると、やっぱり僕にとってこの映画はクリリンだった。
いや、多分普通の人が見たら違う部分を見るんだろうと思うけど。

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コメント

  1. おてう より:

    >なるもさん
    なんかエンディングでスタッフロールも大体流れたくらいのところで小さく、
    「実際の話を元に脚色してます」的なことが書かれてましたよ。

  2. おてう より:

    >なるもさん
    なんかエンディングでスタッフロールも大体流れたくらいのところで小さく、
    「実際の話を元に脚色してます」的なことが書かれてましたよ。

  3. なるも より:

    >途中でその友人を無理に追い出して
    たぶんそのころにはもう友人ではなくなってたんでしょう。環境は人を変えるというやつで。

    ……ってこの映画フィクションだったの!? 知らなかった。

  4. なるも より:

    >途中でその友人を無理に追い出して
    たぶんそのころにはもう友人ではなくなってたんでしょう。環境は人を変えるというやつで。

    ……ってこの映画フィクションだったの!? 知らなかった。