2012年5月23日 ギリシャ問題

ギリシャは債務を返せないなら土地で返せばいいと思うんだよね。
むしろ土地を持ってるのに借金だけ帳消しにできるとかいう考え方のほうが不自然だよね。

ギリシャは再選挙で野党が勝ちそうな感じらしい。
野党が勝ったら、ECB(ヨーロッパ中央銀行)からお金を借りる時にやると約束した財政緊縮をやめるようで、
そうするとECBが怒ってギリシャをユーロから村八分することになる、という話。
具体的にはECBがギリシャへのユーロ通貨の供給を止めることで事実上の強制離脱が成立する感じになるようだ。

これがギリシャにとって「終末的危機」だと言われている。
ギリシャがユーロから離脱すると、自前の通貨を用意しなくちゃいけなくなるわけだけど、
新通貨をユーロになる前のドラクマにするにしても、そもそも印刷する設備が無いらしい。
それまでは物々交換にするのか?とか、想像するだけなら面白そうな冗談のような話。
また、ギリシャの信用が低いから、新通貨は発行後にすぐに価値が大幅に下がり、
それによりギリシャの対外購買力が著しく落ちて、輸入に頼るエネルギーも食糧も暴騰する。外国から借りたお金も返せなくなる。

そういう風にECBとの約束を破るなんて選択肢を取ったら詰むのに、
ギリシャ国民はその辺のことを理解できてない、というのがそもそも一番の問題みたい。
選挙は6月21日ということで、その日は多分僕はポケモンで忙しいから困った。

日本の株価をはじめいろんなものが安くなってて、
この騒動がおさまったら買い時になりそう。
特に日本の内需は世界的にはかなりマシな部類なので、反転し始めたら早そうだ。

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