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英語教育に関する考えと実際にやったこと

ここでは英語教育に関する考えと実際にやったことについて紹介します。

目次

英語教育の目的をはっきりさせた方が良い理由

英語教育を始める前に、目的をハッキリさせておいた方が良いです。

英語のペーパーテスト(大学入試、英検など)で高得点を取りたいのか、それとも、 外国の人と単に英語で話せるようになりたいのか。それも意思疎通だけで良いのか、流暢に話したいのか。

「テストで点を取るための英語」と「話すための英語」は、全く異なる勉強になります。 ご存知の通り、日本の中学・高校の英語教育を受けても、英語を話せるようにはなりません。 例えば学校の英語教育は「読む」「書く」の練習が中心で、「話す」「聞く」をほとんどやらないです。

ですから英語教育をする場合、まず目的をはっきりさせておかなければならない、と考えました。

我が家では、幼少期から小学生の間は、単に話すことを重視しました。

大学受験英語については、本人がやる気さえ出せば、話すための英語力を基にして高校生以降に頑張れば間に合います。 僕が教えることもできるので、あまり気にしませんでした。

ポイント 英語の早期教育が流行った当初は「幼少期にしか培えない能力があるという話だったのに、最近なぜか「早くからやっておかないと中学で授業について行けない」といった不安をあおる傾向が一部で見られるように感じます。

なぜ幼少期に話す方を優先したのか

巷の通説によりますと、例えば日本語が定着する以前の段階で英語をたくさん聞いておかないと、いくつかの発音が識別できなくなってしまうそうです。また、日本語が定着した後で英語を始めると、英語の発音が日本語的になってしまうことがあるようです。

一方で読みや書き、あるいは文法や構文の知識に関しては、大きくなってからでも問題ありません。 そのため、まずは幼少期は「聞く」「話す」を重視することにしました。

試験で高得点を取る練習は主に大学受験時に(球に他のテストの対策でも)やる、という方針にしました。

小学校就学前までにやったこと

小学校就学前までの方針は「今しかできないこと」を中心に、楽しくできる範囲でやっていくことを最も重視していたと思います。

下記では使った教材を挙げていますが、教材に限らず僕や妻が勝手に発音や英語のフレーズを教えたりもしています。

こどもちゃれんじEnglish

普通の日本語のこどもチャレンジを取っていたついでで英語の方もやってました。 しまじろうブランドでは他に英語コンサートにも数回行きました。

途中から同じ系列のWorld Wide Kidsに変えました。

World Wide Kids

DVD教材におもちゃなどがセットになったものです。 DVD動画を流して正しい発音の英語を聞くのが目的。 うちでは普段からテレビをただ流すようなことはしておらず、アニメも見せていなかったこともあり、 英語のDVDを楽しく見ていました。 アニメを見せまくっていると、英語は分からんから日本語のアニメを見せろと泣き出す子もいるようです。

オンライン英会話

クラウティ、kimini、ネイティブキャンプ等を使いました。

発音の正しい英語を聞くことと、英語で話すことなどを目的にしました。 ただ、なかなか良い所はありませんでしたね。子供も、あんまり好きではなさそうでした。 なおオンライン英会話は教材に沿って話すタイプが結構多いのですが、 英語で英文法を習うのは効率が悪いと思います。

公文式

公文はプリントに沿って進めるので、話すのとは少し遠い位置にあるのですが、 最初の方はEペンシルという道具を使って音声を聞くのが主で、 また簡単な単語を覚えるのは話すうえでも重要なので、続けていました。 中学範囲に進むと下記の練習になってきたので、子供が飽きてきたこともあり、終了しました。 定型的なフレーズを覚えるのにも使えたと思います。

その他

他にも絵本の読み聞かせ、英語コンサート、英語リトミック、英語学童保育の夏休みプログラム、など色々やりました。 映像は色々見ましたが、 ちょっと見てみたらもう発売中止になってるものも多く、 テレビ番組も終わってるのも多いようなので、個々の作品名等は割愛します。

小学校就学後にやったこと

小学校就学後も引き続き、英語を話すことを大きな目標にしましたが、ペーパーテストがある時は子供も対策する気が起きるので、その機会に少し筆記試験対策的なこともしました。

また、将来的に日本語だけでは不利になる可能性や日本の先行きがそう明るくないことなども話しました。

小学校で、学年に応じて英検5級・4級相当の学習をやってくれていたので、ある程度そちらでも基礎が身に付いたようです。これはありがたかったですね。

オンライン英会話は少しやりました。と言っても週1回20分とかですし、長続きしませんでしたが…。

たまにですが、海外のニュースや新聞記事などを読みました。子供が勝手に読んだだけなので大した量ではないはずですが。

英検や全国統一中学生テストを受ける時に、過去問や中3向けの教材を少しやり、足りない部分を教えました。

「速読英単語」をはじめとする、同じページ内に和訳の付いている文章を、単に読み物として読みました。

小5の時に短期留学プログラムで2週間弱ほど海外を経験しました。

まとめ

「ゆる英語」的な考えで、少しの時間で少しの英語の基礎を作ることができたのではないかと思います。

執筆時点で子供は小6卒業ですが、英語に関しては現時点で語れることは少なく、まだまだこれからだと思います。

ただ、これからの時代、英語教育にどの程度力を入れるのかは悩ましいと思います。AIや技術の普及によって、英語の必要性が下がる可能性があるからです。昔出したはずの結論も次々変わっていきますので、本当に必要な教育は何なのか、定期的に考えたいですね。

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