2011年8月6日 ヤフオク極限攻略

今日は嫁と観劇の後に焼肉など。
3Dカメラで写真を撮ってようやく、こないだ焼肉食べたばっかだったなと気づきました。
網の上だけ浮き出るよ。

さて観劇の話なんですが、今回はチケットをYahoo!オークションで取りました。
人気の作品ということでチケットが4件(ペア席)出品されていたのですが、
4つの終了タイミングは全部同じ日なんだけど、時間が微妙に違うんですね。
あっこれもしかして攻略できるんじゃねと思っていろいろ考えてみたので記しておきます。


ヤフオクでは、IDの最初の3文字のみが表示されます。
それを使って、まずは参加者が全部で何人いるかを特定。
とりあえず1つ目のオークションの終盤時点で、参加者はどうやら6人であることがわかりました。
チケットの数より少なければ無理に争う必要がなくなるので、最後の1枚を狙えばかなり安く済むのですが、残念。

また、各参加者がどれにいくらの入札をしたかをチェック。
見ているうちに、この人はこの2つにしか入札履歴が無いななどの情報から、ある程度の趣向を探ります。
好みの座席が取れないなら見に行く日を別の日にずらすという人も、当然いるわけです。

基本情報を得られたら、次に一般論として、4つのオークションのうち何番目に終了するものが安い/高い金額になるかを考えておく必要がありそうです。
4番目のオークションでは、すでに落札者が3人出ているから3人での勝負になります。だから6人で争う1番目のオークションより安くなる?
それとも、過去3つのオークションで落札できなかった人たちが焦る、あるいはヒートアップするから4番目の方が高くなる?

ここで見落としがちな事実があります。
2番目~4番目のオークションに入札している3人は1番目に入札できない(ダブる恐れがある)ため、
実は1番目のオークションも7-3=4人での勝負になるのです。
1~3番目を様子見する人はいても、4番目を様子見する人はいません。
そのため、少なくとも4番目は値段が上がる要素が強いだろうと予想。
出来るだけ3番目までで決着したいところです。

さらに1番目のオークションの流れを見ていると、9211円とか意味のない半端な金額で入札したり、まだ終了まで大分時間があるのに値段が高騰を始めたりと、どうやら素人が多い模様。
素人の特長である「過熱しやすい」という点に注意することにしました。
結局、1番目は14000円とかなりの高額になったのでパス。Aさんが落札。
そして1番目とオークション終了時間が重なってしまった2番目も、1番目の高額に釣られる形で3人が争い、13000円まで上昇してBさんが落札。
残り10分の時点で新たな落札者が現れると、オークション終了時間が「その時点から10分後」に変わるというのもヤフオクの重要なシステムですね。
終了時間が被れば、票割れするので落札額が低くなる可能性もあるわけですが、今回はそのパターンにはなりませんでした。

さて、残りのチケットは2件で参加者は4人。次は3番目のオークションの終了時間が近づいてきます。
4番目のオークションにCさんが入札したので、そのタイミングで僕は4番目より高い金額の3番目の方に入札。
これでオークション終了時間が3番目と4番目でほぼ同じになりました。
金額は3番目が9000円、4番目が7000円。
4番目に先ほどまで入札していたDさんは、毎回ラスト1分まで入札していなかったので、案の定今回も待ち状態。
そして今4番目のオークションに入札したDさんは、入札中なので3番目のオークションには入札してこない。
つまり敵は残ったEさん1人だけ。
このEさんは、実は1番目と2番目のオークションではかなり早い段階で降りており、履歴から9000円が多分勝てるラインだろうという予測です。

それから10分。Cさんは案の定ぎりぎりの時間で4番目の方に7200円で飛び込みましたが、
飛び込まれたDさんが高速で3番目の方を取りに来るわけもなく、
そのまま逃げ切って、3番目を9000円で落札!
その後4番目のオークションではCさんとDさん、そしてEさんの戦いになり、最終的には12000円でDさんの落札となりました。

ということで、結果的には3番目のオークションを最も安い価格で落札することができました!

※リアルタイムに金額が動く中で色々考えていたのを後から文章にしてみたので、若干違う部分もあるかも


これ楽しいなー。
嫁に聞いたら、ヤフオクは良く使うけど、普段こんな入札を争うような人気のものを落とすことは滅多にないとのことでした。
あんまり使い道は無いかもしれない上に、ダメだったら別の日に見に行くなど場合によって状況が違うので参考になりにくい部分はあるでしょうが、

研究ってのは、その成果が使えるかどうかより、考えている時が楽しいというのがモチベーションなんだよね。

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