2013年3月17日 じゃあいつやるか?

前にも少し書いたけど、「じゃあいつやるか。今でしょ!」という東進ハイスクールのCMが前からちょっと好きだったんですが、
その先生がなぜかトヨタのCMにも出演したり、先週はなんと笑っていいとものテレフォンショッキングに出演したりと大ブレイクしているみたいです。

あれ好きなんですよね。
ポジティブな内容だし、日常でも結構使えるじゃないですか。
特に「いつやるの」って聞かれると、「今でしょ!」以外にうまい切り返しが無い点が素晴らしいです。
例えばなんか何でもいいんですけど、
「今日できることは明日に伸ばすな」とか言われても
「明日出来ることは今日やるな」と言い返すみたいな、
どんな格言にも大抵なんか適当な「返し」みたいなのがパッと思いつくじゃないですか。
それが思い付きにくい。

今年は日本全体にポジティブ感が蔓延するといいですね。

ちなみに言ってる本人は林修さんという東進ハイスクールの現代文の先生でして、
僕は東進のチューター時代に知らなかったんですが、
東進にしては珍しい生え抜きの先生みたい。
東進は、駿台河合代ゼミ(SKY)のトップ講師を引き抜くという
読売巨人軍方式で講師陣を揃えてるんですよね。

何でそういうことができるかというと、当時東進が大手では最初に
「授業を録画してビデオで各校舎に流す」という方式を導入したから
先生1人当たりの生徒の数が圧倒的に多くて、高い給料を払えたっていう話。
ただ、予備校・塾への消費者の期待というのは単に「良質の授業を受けられる」というメリットだけでなく
「1人で家にいたって勉強する気が起きない子をその気にさせる」という効果もあるはずで、
授業中に先生の実物がいないとそちらの効果はあんまり期待できないんですけどね。

まあそういうことですから、そもそもの「いつやるか、今でしょ」が宣伝している東進ハイスクール自体が良いものかどうかというは非常に難しいと思うのですが、
林修先生には頑張ってほしいなあと思います。

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