2013年11月14日 FRB議長交代

アメリカFRBの議長がバーナンキさんからイエレンさんに変わるということで、投資環境がまた大きな節目を迎えている。
バーナンキさんの任期は来年の1月まで。2006年から8年間だから、ちょうど一連の金融ショックの直前から出口までという激動の期間だった。
その前はグリーンスパンが20年、その前は最近TPPで話題になった「ボルカールール」のボルカーさん(全く知らない)。

FRB議長は日本で言えば日銀総裁のようなもので、金融政策の中心人物なので、
その人がどういう考え方をしているかというのが、中長期的な各市場の動向に反映されるわけです。
特に今アメリカは量的緩和政策(QE3)の最中なので、それをどのタイミングで引っ込めるかという超重要かつ見た目にも分かりやすい議題があるので、
次期議長の考えが市場に与える影響は大きかったと思います。
と言っても、次期議長候補からイエレンさんが選ばれそうとなった時点で動き始めてたわけですけども。

結局QE3は急激に後片付けされることは無いようなので、
当分は株式市場的には穏やかな感じになりそうです。アメリカの株価も史上最高値近辺で。
日本株はどうなんでしょうね。一応来期の予想PERで見ると、今の日経平均14000円台くらいが妥当なラインみたいなんだけど。
上がるにしても、どの業種から上がり始めるのか皆目見当がつきません。

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