2012年4月18日 子供が産まれるまで-4

■妊娠の「週数」「月数」の数え方
子供が産まれるまでの「週数」「月数」の数え方は結構特殊になっていて、
月経の開始日を1週目、受精した時点を2週目として数えていきます。
15週までを「前期」、27週までを「中期」、それ以降を「後期」と呼び、
40週目の1日目が「出産予定日」となります。
生理周期が約1か月なことから、妊娠が発覚するのは普通は最短でも2か月目になります。

■流産と安定期
ちなみに、最初のうちは流産する確率が高く、徐々に低くなっていきます。
全妊娠のうち12週目までに流産する確率が約13%、13~22週目までに流産する確率が約2%。
22週目を過ぎると早産と呼ばれます。言葉の違いは法律上の違いだけですが、
「流産」は産まれなかったことになり、「早産」は産まれて亡くなったことになります。
一般的には、妊娠5か月目からを「安定期」と呼びます。

この頃になって初めて自分が妊娠したことを周囲に発表する人が多いです。
やはり流産の確率が下がるまでは、周囲にも妊娠を発表しづらいものです。
もし流産したら、友達に「赤ちゃん元気?」とか聞かれた時に辛いので、まあ当然でしょう。

■「つわり」の始まり
大体妊娠2~3か月目あたりから、女性には「つわり」という現象が起きます。
ざっくり言うと、もの凄く気分が悪いという状態がずっと続くというものです。
この期間は、基本的に気分が悪くない瞬間というのはほとんどありません。
4か月目あたりにかけてつわりの症状が徐々に和らぎ、5か月目に安定期に入るまでは、妊娠後に最初に訪れる「大変な時期」と言えます。

嫁もつわりがありました。この期間は僕もできるだけ嫁の体調に配慮する必要があります。
まず嫁の家事を全部免除。…と思ったら、それも気が引けるようなので、少しだけやってもらうことにしました。
自分の経験から、調子が悪い時に外に出ないとますます調子が悪くなるので、
うちに引きこもりたがる嫁に出かけたくなるような提案を色々しました。
後は夜中にジュース買いに行ってやったりみたいな。

大抵の人は安定期の前につわりが起きるわけですが、
前述の通り、安定期に入るまでは周囲に妊娠を告げない人が多いです。
その場合、つわりが起きていることを周囲に隠す必要があるので大変苦労します。
周囲の人間側としては、異常に気付いたら「なんで妊娠隠してんだよ」とか思わず、
妊娠の可能性を考慮しつつも妊娠してるかどうかには触れずに配慮することになります。

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