先日、ゲームの非公式攻略本が、ついに雑誌コーナーではなく攻略本コーナーに並んでいました。
まあ店舗によっては昔から既にそうだったのかもしれませんが、実際に目にするとついにこの時が来たかという緊張感が走ります。(後からよく考えたら5年位前からあっちこっちで見てたけど)
今回さらに衝撃的だったのは、その本が「解析を使っている」というのを隠さず、むしろ売りにしている点。
僕の考えではプログラムの中身を解析してコピペするのはブラックかそれに近いグレー、だったんだけど…。

こういうのを見て、果たしてゲームメーカーさんは動くのか。

Youtubeやニコニコ動画が流行り始めた頃に、「いやいや動画なんか流したら違反だからダメ」と最後まで頑張って結果的に損をした過去があります。今回は、どこかのタイミングで解析が世に認められていると判断したら、後はメーカーさんから苦情が来ない限りは僕も使っていかなくちゃいけないのかなあ…と、ちょっと真面目に考えています。
極限を始めて以来、出来る範囲で保守的な姿勢に徹してきました。でもそれでまた一人損はしたくない。
体裁にこだわって外国に竹島や尖閣諸島を取られちゃった日本とか、掟を破って中国船の動画をリークした海上保安官が英雄扱いされるのとか、なんかよくわかんないけどそういうのを見てると、なんかそういう気分にもなってきます。(別に中国や韓国が特別嫌いなわけではないですが)

まあ今後どうなるかはわかりませんが、それ以前の大前提として、
こちらもなるべくメーカーさんにとってプラスの存在であり続けるよう努力しないといけないですね。
あと、解析が当たり前という時代が来ても生き残れるよう、それ以外の部分で勝負できるサイトを引き続き作っていく必要もありそうです。

最近、ゲーム攻略サイトの勢力図がだいぶ変わってきたようです。
1年前に勝手にアクセス数四天王だと思っていた総合攻略サイト4つ(年間pv数億)がいずれもアクセスを大きく落とし、代わりにポケモンやモンハンで一山当てたサイトたちがアクセス数上位に来ているようです。(攻略サイトでの起業で話題になったGAYMの管理人の子が引退してたのはちょっと驚いた。)他にも、月100万pvくらいのサイトは数十あるみたいで、「最大手」不在の状態で群雄割拠している感じのようです。
ちなみに極限は、2010年12月には2008年3月以来の月間2000万pv割れを記録しています。年間では2009年に次ぐ559,966,122pvという数字なので、廃れてはいないのですが(むしろ上位に残留している)。

さて攻略サイト以外に目を向けると、最近は2chまとめブログの人気がすごいです。
あんまり詳しくないんですが、僕が知ってるのは「はちま起稿」と「オレ的ゲーム速報」。どちらも月間3-5000万PVくらいのようなので、上記四天王(当時)と同じくらいのアクセス数になっているみたいです。

また、ゲームコミュニティ(掲示板)サイトとしてはwazapというサイトがあって、こちらも公称では月間1.7億pvだそうですが、掲示板サイトなので投稿内容の確認ページとかもpvに入ってるのかも。

さて、これらを比較してみようとすると方法が難しいのですが、あまり正確でない比較方法の1つに「Alexa」というサイトがあります。これを使って試しに「はちま」「オレ的」のアクセス数を見てみましょう。
どちらも右肩上がりにアクセスが増えているのがわかります。凄いね。(クリックしてはいけない)

両ブログとも右肩上がりにアクセスを伸ばしていて、(Alexaで見る限りは)最近ついにファミ通・任天堂などの公式サイトに並びました。前述のwazapも同程度です。極限はアドレスを複数持ってる上に時期によってアクセスが異なるので比べられないですが、去年1年間で見ればきっと同程度でしょう。ゲーム会社、ゲーム雑誌、攻略サイト、2chまとめ、掲示板サイトが全て同じくらいのアクセス数を集めてるというのはちょっと面白い状態ですよね。

※wazapの1人当たりのpvが多いので、reachで比較

あ、上記の話は全てAlexaの統計を前提にしたものです。Alexaの統計はAlexaのツールバーをインストールしている人からしか情報を得てないと思うので、ネットに詳しい人が多いサイトほど有利になると思います。

まあでも正確でないにしても、こうやって比べてみちゃうと、もうちょっと頑張りたくなるんですよね。
また一傍観者としては、今後この構図がどうなっていくのかなーと楽しみです。
ゲーム関連サイト界の今後も気になりますが、それは難しそうなのでまた別の機会にでも。

3dsの「レイトン教授と奇跡の仮面」の攻略サイトを公開しました。

そんなに激しいゲームではないと思うので、あっさりとやりたいと思っています。きっと理不尽に叩かれるであろう3dsの使用感を正しく伝えたいという動機もちょっとあります。別にファンじゃないので、ひどかったらそのまま書きますが。

ちなみに僕はこれまでのレイトンはやったことないです。母がやってたのを数分見た程度かな。
個人的に一番注目なのは、結婚して初めての攻略サイトという点。
嫁はまだ僕が攻略サイトを作っているところを見たことがありません。

PSPの後継機「NGP」ってのが発表されました。2011年には発売する予定だそうです。
携帯ゲーム機はNGPと3DSの争いになっていく…んでしょうねえ。
機能は3dsよりNGPの方が良さそうだけど、PS3が売れなかった理由を踏まえないとNGPだけ売れるわけもないので、その辺がどうなるのか楽しみです。要するに値段とゲームの種類だと思いますが。

個人的な希望はただ1つで、「割れないハード」がいいなあという点。

最近の攻略サイトは、ゲーム発売と同時に中のプログラムを覗きに行き、内部データを拾ってコピペしてサイトを作るというのが増えてきている。実際にプレイした体験をサイトにしているのと結果的に似たようなサイトができるので、整理がすごく難しい。
※ちなみに極限は最近ごく一部で、そういうデータと思われるものを、自分で検証しておかしくないと判断してから載せたりしています。例えば攻撃力157と書かれていて、既に150~160だというところまで突き止めていた場合など。(例：http://xn--rckteqa2e6038anjua.com/poke_dp/pokemon_chara0.html)

割れるという言葉の意味も実は正確に知らないんだけど、要するにソフトの中身が見れないような仕様がいいなあという話です。攻略サイトの管理人としては。

あとは、データをコピペする程度では攻略サイトとしての価値が生まれないほどの複雑な内容を持ったゲームが大半を占めてくれるといいのですが。
例えばアメリカで流行っているFPSというジャンルの銃を打ち合うゲームでは、データだけ載ってる攻略サイトなんて存在価値がないわけで(と思う。よく知らないけど)。同様に、まんさくくんんが参戦するマリオ攻略サイトなんて普通の攻略サイトでは絶対に太刀打ちできないのは明らかなわけで。

それともう1つは、違法ダウンロードでゲームをプレイしてしまう、いわゆる「割れ厨」の皆さんの件ですよね。マジコンとかエミュとか。
こっちは実は攻略サイトとしては、狭い視野で見れば割れた方が見に来る人が増えるので得。でも実際は、ゲーム業界が経済的に成り立たないと攻略サイト自体が存続できないので、広い視野でみると割れないほうが得。きっとプレイヤーからすると、自分一人が買わなくても問題ないし、そもそもゲーム業界が潰れても別に他のことして遊ぶからいいですって感じなんでしょうかね。そこには「安くあげたほうが賢い」という日本の経済感覚の誤りなど別の問題もあるので、一筋縄ではいかなそうです。チップの文化とかもないしね。
マジコンとかエミュに関しては、やりこみにおいても、RTAでゲーム進行速度をわずかに上げるとか、低レベルクリアでボス戦中にセーブしたり、といったエミュを使ったズルが防げるのは嬉しい話です。

以上、個人的に新ハードに求めるのは性能より「割れないこと」ですという話でした。「割れる」という言葉の意味をよく知らないままざーっと書いてしまったので、なんかおかしい話になってるかもしれませんが。笑