今年4月に日本皮膚科学会が発表した「薄毛治療のガイドライン」によると、
市販のうち信頼できる薄毛治療対策は
・萬有製薬のプロペシア(錠剤)
・大正製薬のリアップX5(塗り薬)
の2つしかないそうです。
今年の1月頃に書きましたが、僕も薄毛には気になってて、
結局プロペシアを飲みつつリアップのシャンプー(リアップとは全く関係ない)を使っていたら抜け毛がおさまったので、プロペシアもやめちゃいました。後退を止めただけで発毛には至ってませんが、とりあえず効能を確認したというところです。
プロペシアは医者がなかなか売ってくれませんでした。
何かと思ったら、僕の場合はそんなに深刻じゃないので、
高いから買わないだろうと思ったようです。
確かに、1つ250円なので月7500円とかになります。
生命を脅かさない症状に対して年間9万円ですもんね。
それを買うとわかったら大量の試供品の石鹸とか何とかをおみやげにくれました。
リアップのシャンプーは美容院で勧められました。
普通のシャンプーは強力な洗浄能力とか、光沢材？のようなコーティングが髪を傷めるそうです。
そういう成分が入ってないので髪に優しい、だが育毛・発毛効果の成分は全く入っていないというものです。
これまた小さめのボトルで1本1000円ということで、シャンプーとしては正気の沙汰ではない金額なんですが、後で状況が深刻になれば間違いなく買う羽目になるので今のうちに買ってみました。
その効果はどうかというと、プロペシアと同時に開始したのでよくわかりません。ただ、プロペシアをやめた今でもシャンプーは使い続けていて、髪の調子は悪くないので、もしかしたら効いているのかも。
もう1つ、美容院で教わったことですが、
このシャンプーを使う際に頭皮全体を長時間ゆっくりマッサージする感じでやるのがいいらしいです。
どう良いのか理論が全くわかりませんが、まあ続けています。それこそシャンプーが良いのかマッサージが良いのか、今のところ不明です。
あるいは、抜けるかも抜けるかもというストレスで抜けていたなどという可能性も僅かながらあるのだろうと思います。
結局この頭髪問題で確実な結論が何一つ導かれない理由の1つは、今の僕の例でもわかる通り
「こうやったらうまくいった。うまくいっているので他の方法に変えて実験したくない」
という形で、様々な条件での実験が行われないことにあるんだろうなあと思います。
さて、プロペシアの萬有製薬は非上場なのですが、リアップの大正製薬は上場企業です。
もしかして株を持ってたら凄く騰がるのでは…？
と思って大正製薬の決算短信を見てびっくり。
セルフメディケーション事業(お客が自分で買って使う薬)の総売上が1588億円。
そのうち主力商品として挙げられていたのは「リポビタン」「ゼナ」「パブロン」「ナロンエース」「コーラック」「ビオフェルミン」、そして「リアップ」でした。どれがどのくらいの売上かわかりますか？
僕はびっくりしましたけどね。答えは、
リポビタン 708億円
パブロン 249億円
リアップ 127億円
ビオフェルミン 52億円
ナロンエース 43億円
コーラック 39億円
ゼナ 34億円
リポビタンすげえ…。
というわけで、リアップが多少売れてもあまり会社全体の業績には影響なさそうです。
ちなみにリアップX5は第1類医薬品ということで、薬剤師のいるドラッグストアとかで対面販売になります。プロペシアは医者の処方箋が必要。
僕の使ってるシャンプーはAmazonにもあった。
コメント
＞銀さん
なんか強く揉んじゃダメらしいです。
他にも色々聞いたんですが忘れましたｗ
＞メガネさん
おー、そんなに仕入れ値が高いとは知りませんでした。
どうもありがとうございます。シェアは1位らしいですね。
…ますますリアップあんまり関係ないですねｗ
＞銀さん
なんか強く揉んじゃダメらしいです。
他にも色々聞いたんですが忘れましたｗ
＞メガネさん
おー、そんなに仕入れ値が高いとは知りませんでした。
どうもありがとうございます。シェアは1位らしいですね。
…ますますリアップあんまり関係ないですねｗ
どもーいつも楽しく拝見してます。
大正製薬のくだりですが、リポビタンのすごさはその売り上げだけにあらずなんです！
本当にすごいのはその原価率で、だいたい店で売ってる金額と同じくらいの金額を原価として大正製薬は持ってきます。つまり、仕入れ値＝売値ぐらいです。
それなら販売店はリポビタンを置く意味がない（売っても利益がでないどころか、販売管理費で赤字）ように思えるのですが、しかしリポビタンのすごいのは、「栄養ドリンクと言えば何をおいてもリポビタン」という地位を確固たるものにしているところです。
とにかくみんながリポビタンを買いに来るものだから、利益は横においても売り上げにはなるんです。そして販売店は一人の来客に対して何品かの買い物をしてもらうことで、その利益でリポビタンの販売管理費も回収しているわけです。
また、販売店はリポビタン目当てに来たお客さんに対して、同等以上の効能が期待出来て安い商品（最近ではどこの薬局チェーンもリポビタン系のPBを充実させてます）を勧めることで大きな利益を得ています。（1ケース1000円で売っていれば原価はだいたい200円くらいです）
つまり、リポビタンは大正製薬にとっては最強のドル箱であり、販売店にとっても集客力のあるスターなのです。
なので、このwin-winの関係が続く限りは大正製薬の未来は明るいですね。
どもーいつも楽しく拝見してます。
大正製薬のくだりですが、リポビタンのすごさはその売り上げだけにあらずなんです！
本当にすごいのはその原価率で、だいたい店で売ってる金額と同じくらいの金額を原価として大正製薬は持ってきます。つまり、仕入れ値＝売値ぐらいです。
それなら販売店はリポビタンを置く意味がない（売っても利益がでないどころか、販売管理費で赤字）ように思えるのですが、しかしリポビタンのすごいのは、「栄養ドリンクと言えば何をおいてもリポビタン」という地位を確固たるものにしているところです。
とにかくみんながリポビタンを買いに来るものだから、利益は横においても売り上げにはなるんです。そして販売店は一人の来客に対して何品かの買い物をしてもらうことで、その利益でリポビタンの販売管理費も回収しているわけです。
また、販売店はリポビタン目当てに来たお客さんに対して、同等以上の効能が期待出来て安い商品（最近ではどこの薬局チェーンもリポビタン系のPBを充実させてます）を勧めることで大きな利益を得ています。（1ケース1000円で売っていれば原価はだいたい200円くらいです）
つまり、リポビタンは大正製薬にとっては最強のドル箱であり、販売店にとっても集客力のあるスターなのです。
なので、このwin-winの関係が続く限りは大正製薬の未来は明るいですね。
こんにちは
頭皮に関する私の現実的感想を一つ
なにせ目の前に薄いのがいるんでね
まだ髪は残っているのに頭の皮が動かなくなってくるとヤバイらしいです
そうなると髪はあっても頭皮がパーンと張ってきて光ってくるんですよね～
じいちゃんのツル頭って光ってるじゃないですか
あれ、半分は自力で光ってるんですよ:cool:
マッサージは良いと思います
目の前の人はどうにか動くようになって光も鈍くなりました
こんにちは
頭皮に関する私の現実的感想を一つ
なにせ目の前に薄いのがいるんでね
まだ髪は残っているのに頭の皮が動かなくなってくるとヤバイらしいです
そうなると髪はあっても頭皮がパーンと張ってきて光ってくるんですよね～
じいちゃんのツル頭って光ってるじゃないですか
あれ、半分は自力で光ってるんですよ:cool:
マッサージは良いと思います
目の前の人はどうにか動くようになって光も鈍くなりました