オーバーナイトとは

株やFXのポジションなどを翌日まで持ち続けることを、オーバーナイトと言います。オーバーナイトトレードの対義語が、デイトレードです。

オーバーナイトトレードの特徴

金融資産を中期・長期保有する場合は翌日まで持つのは当たり前ですから、オーバーナイトというのは主に短期トレードで使われる言葉です。

短期トレードにおいて、オーバーナイトするのは大きなリスクとなります。

24時間動いている為替相場などでは、寝ている間に価格が大きく下落する可能性があります。また、24時間動いていない株式相場などでも、取引できない時間帯に決算発表や大きなニュースなどで株価が大きく下がるリスクがあります。

そのため、テクニカル手法のみでトレードしたい人は、このリスクを避けてオーバーナイトしないようにするという戦略が有効になります。

オーバーナイトと逆指値注文

但しもちろん、時間を置くことで上昇が見込まれると思った場合などは、あえてオーバーナイトする場合もあります。その場合は、FXなどでは逆指値注文を入れておき、寝ている間に価格が逆指値より下回ったら自動的に損切りするように設定しておくことでリスクを低減できます。