オーバーシュートとは
オーバーシュートとは「行き過ぎ」のこと。相場が急激に動いた際などに、本来ここまで価格が動きたいという所よりもっと買われ過ぎる(売られ過ぎる)ことを指します。
オーバーシュートの例
例えばある重大なニュースが発表され、円高が一気に進んだとします。
この時、円高が進んでピタッと止まることは珍しく、大体の場合はいったん円高が進み過ぎ、そのあと少し戻るという挙動を示します。これがオーバーシュートです。
オーバーシュートを利用した稼ぎ方
オーバーシュートしすぎたあと、少し戻ってくるのを狙った取引で利益を得ることが可能です。
但し、オーバーシュートの戻りに見えたものが、実際はもっと大きな上昇・下落の途中である可能性もあります。その場合は大きな損害を被ることになるので、オーバーシュートの戻りか、もっと大きな変動の途中なのかは、しっかり見極める必要があります。
オーバーシュートの見極め方
為替や株価が急激に変動する場合、何かのテクニカル指標が示す価格で止まることが多いです。例えば半値戻しやフィボナッチリトレースメント、移動平均線などがある場合は、いったんそこを通り過ぎてから戻ってきたら、オーバーシュートの戻りである可能性があります。