2011年7月13日 もしかして:ユーロ危機

さっき「ユーロ安 2011年」でぐぐったらうちが一番上に来た。やったね、これで僕もアルファブロガーだ!
まあすぐに入れ替わると思いますけど。

その後為替相場は落ち着いてきて、最近比較的強いスイスフランはほぼ戻りました。
円とスイスフランが上がり、米ドルはそのまま、豪ドルはやや下落、ユーロとポンドは下落という感じ。
もう一段の円高が来る可能性はありますね。
きのう書いた通り、PIIGSにお金を貸したところで延命あるいは問題の先送りに過ぎないのでは、
「欧州中央銀行がギリシャにお金を貸してあげるかどうか」という目下のトピックは
実は根本的な問題の解決に関係ないことになるわけです。
加えて、アメリカの格付け会社ムーディーズが、どうも市場にわざと影響を与えるようなタイミングでポルトガル、イタリア、そして今日はアイルランドの格下げを発表しているらしい。
というわけで、ユーロは引き続き「注視」すべきだと思います。日本政府は何も間違ってないと思うぞ。

ちなみに日本政府による為替介入では解決は難しいです。
介入というのは具体的にはある短期間に外貨を買う(即ち円を売る)という作業なので、長期的に円高になることが予想される今回のようなケースでは、火事に水鉄砲を撃つ程度の効果になります。例えば今日円売り介入をしても、明日もあさってもユーロやドルが立ち直るまでずっと円が買われるので、それに対抗するには日本政府は円売り操作に毎日数兆円を投入し続けることになります。

もう1つ気になるのが中国。金融引き締めをしているのにインフレが止まらない。
2013年には政権のトップが交替し、2014年には地方債の償還が滞る可能性もあるらしい。
まだ先の話だけど。

そんな感じで今後はどうなるかまるで分かりませんね。
ということはハイパー円高が来る可能性もあるので、長期投資ではその時に死なないような布陣にしておかないと。


さて、ヤクルトが2位中日に2連勝。これで2位と6.0ゲーム差に!首位独走!!
このまま頑張ってほしいなあ。猛暑になるとドームを使ってる巨人と中日が有利な気がするけど。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする