2012年4月14日 極限の過去15か月

2011年1月~2012年3月の極限のアクセス数をまとめて眺める会。
DQとFF(+おまけでミンサガ)のデータを取り上げます。クリックで拡大

※最もアクセスの多い月を1として、それとの比で示しています。
※FF3はIphone版の発売で揺れているので省きました。
※FF12やFF13はFF13-2の関係でサイト構成が変わったので省きました。
※月ごとの日数を合わせるため、2月は28日なので28で割り、1月は31で割っています

全ゲーム共通で、10月から12月にかけてアクセス数が減っています。
本来12月は冬休みを含むので増えるはずが逆になっているわけですが、
これはFF13-2など新作発売ラッシュによるものと思われます。

全体の傾向として、新作の類似ゲームが出ない時に、旧作のアクセスが増えるというのが読み取れると思います。2011年は出ない期間が多すぎて逆に分かりにくいですが。
要するに、最近RPGのゲームが売れないことが多いけど、RPG人口はそんなに減っていないのではないかと思っています。
まあそれはテイルズオブエクシリアとかが良く売れたことからも分かるのかもしれませんが。

また、旧作でもアクセスが増えるということは、据置機だからといって最新の技術を求めているわけではないという層もいるということになります。
ちなみにDQ4,5,6,8,9では、8だけが据置機(PS2)のみでの発売となっています。
ここで挙げた中では、据置機(PS2)のゲームは他にDQ5、ミンサガ。
これらはもう数年前からあまりアクセスが衰えない(むしろ今年はちょっと増えた)感じです。
このことから、据置機でRPGをやりたいという層はそれなりにいるのではと読み取れます。

ちなみにDQ1~9の9作だけで、極限のアクセスは毎月1000万pv以上あります。
これは極限で比較すると、新作ゲームが毎月常に20万~50万本程度売れ続けているのと同じくらいという計算です。DQ以外のゲーム、極限以外の攻略サイトも合わせると、かなりの数のプレイヤーが旧作をプレイしているのだろうと思います。

ここのところ新しいゲームが売れない理由の1つとして、
「過去に発売された名作が既にたくさんあるから」というのがあると思います。
簡単にたとえるなら、今から絵を描いてもピカソのゲルニカやゴッホのひまわりには対抗できないっていう感じですかね。
今から新しいゲームを出す場合はゲーム自身の凄さ・実力だけではだめで、話題性とか手軽さとかあらゆる手段を絡めて勝負しないといけないとなると、かなり大変なことですね。

以上全部まとめると、過去の名作に無い要素をもっていて、グラフィックとかはそこそこの据置型RPGが
今出たら売れるんじゃないかなあと思うわけです。というか個人的に出してほしいです。

そこでドラクエ10ですよ。(おおー)

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