2013年1月3日 今年の投資

気づけば年末年始の間に円安が進行していました。
おかげで去年一年の投資成績は大幅改善。

・日本株
今年の確定分は、長期の赤字株を処分しているのでややマイナス。
含みでも、配当を加味してもややマイナス。5%くらいか。
前に何度か書いた気がするけど、日本株はもうあまり持ってなかったので細かくは見てないです。

・J-REIT
株価が低迷していた昨年前半期にREITはすくすく成長し、結局+20%程度。
買った時期が良かったことが大きく、REITは毎年安定して稼いでいる印象。
キャピタルゲインを除いた配当は5%程度。

・海外ファンド
円安の影響もあり、年間で+20%程度と飛躍。
ちなみに2011年末時点までは年利を円高が相殺してプラマイゼロ程度だったので、
投資開始時点からで見ると年利5%とかそんなものです。

・Fx
円安と豪ドルスワップをちまちま重ね、年間で+25%程度。
といっても利益を確定すれば20%は税金で取られますが。
去年は売買回数は10回程度ながら、結構高い所で売って安いところで買い戻せていたようです。
今の所は通算成績でもこれが一番うまくいっている気がします。

何でこんなにうまく行ったかというと、円安のおかげというより他ありません。
もっとも利子なり配当なりで5%くらい回収できてるものが多いのですが。

——

今年の展望としては、
多分今の円安・株高は将来の期待を織り込んだ(先取りした)ものなので、
今後短期的には経済的に明るいニュースが出てきても株価上昇の材料にはなりにくいのでは。
但し日米欧とも金融緩和でお金は有り余る状況になるなら、
投資対象となるものはなんでもプチバブルになる可能性はありそうです。
商品の先物とか、やり方わかれば手を出してたかも。相変わらず良く分からない。

あとは落ち着いたとされているヨーロッパの債務危機問題がどうなるかですね。
あれって今年の借金の取り立てを耐えただけで、来年また同じ問題が来るんだと思うんだけど。

日本は安倍総理が2%と掲げたインフレターゲットの件が気になります。
僕のつたない認識では、これまで日本は国債の観点で金利を上げることが出来なかったんですよね。
金利が上がると連動して国債の利率も上がる(何故なら国債を買うより他へ投資した方が得なら誰も国債なんて買わない)ので、
現在1000兆円のまま利子が余り増えずに足踏みしている国債が、
例えば年2%ずつとか膨らんでいくわけですよ。うわあ恐ろしい。
毎年国債の利子だけで日本国民の税金が全部消えるように見えるのですが…。
果たしてインフレ率は本当に上げられるのか。上げていいのか。

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