IFD注文(イフダン注文)とは

イフダン注文とは、一度に買いと売りの2つの注文を出して、1つ目の注文が約定した場合のみ2つ目の注文を自動的に発注するという注文方法です。

FXでのイフダン注文の例

例えば現在1ドルが100円だったとしましょう。この時、「1ドル99円で買う」「1ドル101円で売る」という2つの注文を出せば、99円で買えた場合のみ101円で売る注文が出されます。

普通に「1ドル99円で買う」という注文をした場合、寝ている前に1ドル99円で買うことはできても、その後一瞬暴騰して元に戻ってしまった場合、売ることはできません。

しかしイフダン注文をしておけば、寝ている間でも勝手に101円で売ってくれるので、差額の2円の利益を出すことができます。

イフダン注文の種類と損切り

イフダン注文は、指値だけでなく、逆指値でも出すことができます。買いの注文の際にイフダン注文で逆指値による売りを指定しておけば、寝ている間に暴落しても自動的に損切りをしてくれます。

注意点として、イフダン注文は必ず売りと買いで1つずつの注文しかできません。2つ目の注文として逆指値による損切りを設定した場合、指値による利益確定は指定できません。寝ている間に購入が成立してた場合、利益確定は手動で行うことになります。