予習シリーズ理科4年上・第12回「植物のつくりとはたらき」攻略のポイント
予習シリーズ理科4年(上)第12回「植物のつくりとはたらき」の単元には、以下の3つの内容があります。
単元 | 内容 |
---|---|
1.植物のつくりとはたらき | 単子葉類と双子葉類、呼吸・光合成・蒸散 |
2.植物のつくり | 根、くき、葉のつくりとはたらき 単子葉類と双子葉類での違い |
3.植物のはたらき | 光合成、呼吸、蒸散とそれを確かめる実験 |
第11回に引き続き植物の単元です。第11回では外見の見た目の話が多かったですが、今回は植物の内部の仕組みが中心になっています。単子葉類と双子葉類で大きく異なります。
植物のつくりとはたらき
子葉が1枚の単子葉類と2枚の双子葉類があります。
単子葉類 | イネ、ムギ、トウモロコシ、ツユクサ、チューリップ |
双子葉類 | ホウセンカ、アサガオ、ヘチマ、ヒマワリ、ジャガイモ |
第11回で植物の仲間を覚えました。例えばヘチマはウリ科でしたが、ウリ科の植物は全て双子葉類です。このように、上に出てきている植物の仲間も全部同じグループになります。そのため、上の表にある植物を覚えておくと、さまざまな植物に応用が効きます。
植物のつくり
根、くき、葉の役目と特徴について学びます。根が土から水と肥料を吸収し、葉が光合成で養分を作ります。
単子葉類と双子葉類の違いも一緒に覚えましょう。
単子葉類 | 双子葉類 | |
---|---|---|
根 | ひげ根 | 主根と側根 |
くき | 管がバラバラ | 管が輪っか状に整列 |
葉 | 葉脈が平行 | 葉脈が網目状 |
くきにある師管、道管の役割も覚えましょう。
場所 | 役割 | |
---|---|---|
師管 | 外側 | 葉で作った養分を運ぶ(上から下へ) |
道管 | 中心側 | 根で吸収した水や肥料を運ぶ(下から上へ) |
植物のはたらき
まずは光合成、呼吸、蒸散という言葉を覚えましょう。
光合成 | 葉の葉緑体が光のエネルギーと水と二酸化炭素を使って養分と酸素を作る |
呼吸 | 養分と酸素を使って生きるために必要なエネルギーを取り出し、水と二酸化炭素を出す |
蒸散 | 葉やくきから水を水蒸気として体外に出す |
光合成と呼吸では、使うものと作るものが逆になっています。
これらの現象はそれぞれ実験で確かめることができます。予習シリーズP95~P96の実験の内容を見て、なぜこれらの実験で光合成・呼吸・蒸散が行われていることを確かめられるのか、実験の意味を理解しておきましょう。
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