予習シリーズ理科4年上・第14回「金属」攻略のポイント
予習シリーズ理科4年(上)第14回「金属」の単元には、以下の3つの内容があります。
単元 | 内容 |
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1.身のまわりの金属 | 金属の種類と特徴 |
2.金属のあたたまり方 | 金属をあたためた時の様子 |
3.金属の温度と体積 | 温めた時の体積の変化 |
第13回は空気(気体)と水(液体)で、第14回は金属(固体)の回となっています。温めた時の様子などは気体・液体とはだいぶ異なる部分があります。
今回も実験が多くのっていますので、何のための実験か、実験から何が分かったか、を意識しながら予習シリーズを読むと良いでしょう。今回は先に実験の内容が書かれていて、実験の結論はその後に書かれている点に注意しながら読むと良いでしょう。
身のまわりの金属
金属の特徴は何となく理解しておきましょう。身の回りにある金属を思い浮かべれば、そう難しくないと思います。
金属 | 特徴 |
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金 | さびにくく変色しにくい。電気をよく伝える。 |
銀 | 金属の中で最も熱や電気を伝えやすい。光や熱の反射率も高い |
銅 | 銀の次に熱を伝えやすい。加工がしやすい |
鉄 | かたくて強い。磁石にくっつく |
水銀 | 常温(20℃)の時に固体ではなく液体である唯一の金属。 |
アルミニウム | 軽い。さびに強い。 |
タングステン | 金属の中で最も高い温度まで解けない。電球の光る部分に使われる |
2つ以上の金属を混ぜ合わせたものを合金と言います。
合金 | 特徴 |
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ニクロム | ニッケル+クロム。電気を通すと熱をよく出す。 |
真鍮 | 銅+亜鉛。アクセサリーや家具に使われる。 |
ステンレス | 鉄にニッケルやクロムを少し混ぜたもの。さびにくい(ステンは英語で「さび」、レスは「ない」の意味)。調理器具などに使われる。 |
金属のあたたまり方
水や空気は、一部を温めると対流によって水や空気が移動して全体が温まりました。
金属では、一部を温めると、次々ととなりの金属に熱が伝わっていきます。このことを熱伝導と言います。
熱の伝導の早さは金属によって異なり、銀>銅>アルミニウム>鉄の順となります。
これらを確かめる実験が、予習シリーズのP110~111に載っています。
水と空気を温めると温度は対流で伝わりますが、金属は温めると伝導によって温度が伝わります。
金属の温度と体積
金属も温めると少しだけ膨張します(大きくなる)。
どれくらい膨張するかは金属ごとに異なり、膨張しやすい順にアルミニウム>銅>鉄の順になります。
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