予習シリーズ社会4年(上)第17回「低い土地のくらし」攻略のポイント

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予習シリーズ社会4年(上)第17回「低い土地のくらし」攻略のポイント

予習シリーズ社会4年(上)第17回「低い土地のくらし」の単元には、以下のような内容があります。

内容 せつめい
1.濃尾平野ってどんなところ? 名前の由来と木曽三川、三角州
2.洪水とのたたかい 堤防や分流による治水
3.水屋って何? 水屋(避難用の建物)、輪中、堤防など
4.輪中の今 水田と畑
5.災害を伝え、そなえる 自然災害伝承碑、ハザードマップ

第17回は岐阜県・愛知県にある濃尾平野です。木曽川・揖斐川・長良川に囲まれており、土地の高さが海より低いこともあり、昔から洪水や海水の被害を受けてきた地域です。今回は主に災害の対策について学びます。

濃尾平野ってどんなところ?

濃尾平野は美濃(現在の岐阜県)と終わり(現在の愛知県)の間にあることから濃尾平野と呼ばれます。

木曽川・揖斐川・長良川に囲まれており、大きな三角州がいくつも見られます。土地の高さが海より低いため、洪水や海水の対策が必要な地域となっています。

洪水とのたたかい

川のはんらんを防ぐため、堤防を作ったり、洪水しにくいように川の流れを変えたりしました。

※分流とは川の流れを分けることです。3つの川が複雑に入り組んでいたのを分けました。

水屋って何?

輪中とは、集落を水害から守るために周囲を囲んだ堤防のことです。

輪中は周囲を堤防に守られていますが、堤防が壊れて水が入ってきてしまうと、土地が低いので水が引いてくれません。そこで、盛り土や石垣で家を高い場所に作るようになりました。

水屋は、その一段高い所に作られた避難用の建物です。

輪中の今

地下パイプによって輪中内の水を排水できるようになり(暗渠排水)ました。現在は水田や畑になっています。

災害を伝え、そなえる

洪水などの自然災害は同じ場所で何度も発生するため、自然災害が起きたことを示す石碑(自然災害伝承碑)が作られます。自然災害伝承碑は地図記号にもなっています。

洪水が起きた時にどの地域がどのくらい水につかるかを示す地図をハザードマップと呼びます。ハザードマップは輪中のある岐阜県海津市に限らず、日本中の各市町村でつくられています。

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