四谷大塚・早稲アカ第2回組分けテスト小4分析(2021年5月)

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第2回組分けテスト分析

組分けテストお疲れさまでした!

今回のテストの内容を簡単に分析してみたいと思います。

  • 偏差値と順位…5月10日(月)9時頃公開
  • 組分け結果…5月10日(月)12時頃公開
  • 週報は5月10日(月)14時頃公開

組分けボーダーと平均点

組分けボーダーは下記の通りでした。

  • C/Sボーダー 426点(偏差値64)
  • B/Cボーダー 356点(偏差値56)
  • A/Bボーダー 265点(偏差値46)

Sコース575人(4組)、Cコース1864人(11組)、Bコース2895人(16組)、Aコース2769人(16組)

第1回と比べると、C/Sボーダーは-3点、B/Cボーダーは-8点、A/Bボーダーは-17点となりました。

◆平均点
算数100/200(前回-6点)
国語79/150(前回+2点)
理科59/100(前回-4点)
社会61/100(前回-7点)
4教科301/550(前回-14点)

算数

算数の詳しい分析はコチラ!

算数の問題の構成は下表の通りです。

問題 配点 単元 難易度
第1問 32 計算問題
第2問 80 小問集合 基本問題~練習問題
第3問 16 第7回 分数の性質 練習問題
第4問 16 第9回 いろいろな四角形 実戦演習
第5問 16 第4回 和と差の問題 最難関問題集
第6問 16 第8回 三角形の角 最難関問題集
第7問 24 第9回 いろいろな四角形 最難関問題集

※総合回と通常回では問題難度が異なります。ここでは通常回基準で記載しています。

出題のレベルは第1回組分けテストとほぼ変わりありませんでした。従って、算数のテスト全体の難易度は第1回組分けテストとそう大きく変わらないと言えそうです。

1⃣の計算問題と2⃣の小問集合だけで全体の半分の配点があります。1⃣と2⃣を完璧に取れればBコース相当、さらに3⃣と4⃣も取れればCコース相当の得点になると思われます。(後で加筆修正予定)

5⃣~7⃣は、基本を完璧に分かっている子向けの応用問題です。かなり難しいので、Sコースを目指す子や、時間がある子、算数が大好きな子以外はテスト中は解かなくて良いですし、復習もしなくてOKだと思います。まずは4⃣までを完璧にすることを目指すと良いでしょう。

普段から計算間違いが多い子は、難しい問題には手を付けずに、1⃣や2⃣の見直しをする方が点数が伸びる場合もあります。ただ小4の段階では、難しい問題をやるか捨てるかをテスト中に判断するのはなかなか難しいかもしれません。

Sコースを目指す子も、5⃣~7⃣を時間内に全て解くのは難しいので、テスト中にいくつか解けない問題があったら、時間内にその中から解ける問題、解きやすそうな問題を探して取っていく感じになります。基本的には5⃣→6⃣→7⃣と後ろの問題ほど難しくなっていることが多いです。

算数の詳しい分析はコチラ!

国語

1⃣ 漢字 10点
2⃣ 知識 20点
3⃣ 物語文 60点
4⃣ 説明文 60点

文章題が2問(物語・説明が1問ずつ)という構成はおそらく毎回続くと思われます。中学受験本番でもこの構成の学校は多いので、慣れておきましょう。

記述問題は答えが傍線の近くにある問題が多く、解きやすかったのではないかと思います。答えがよく分からない場合も、分かったことだけでも書いて部分点を奪いに行く姿勢を見せたいところです。

社会

大問 単元 配点
1⃣ 第6回 都道府県と地方(2)
第9回 一年中あたたかい地方のくらし
30点
2⃣ 第7回 地図の見方(1)
第8回 地図の見方(2)
40点
3⃣ 第1回~第3回 30点

かなり問題数が多く、時間切れになりやすいテストでした。迷わずパッパッと解いていく必要があったと思われます。

問題文をまじめに読んでいると時間が足りなくなるかもしれません。その場合、1⃣の最初にある黒枠で囲まれた文章は読まなくても解けます。

ただ、世の中には読み飛ばしてはいけない文章というのもあります。何度もテストをやって解き慣れてくると、どの文章を飛ばしていいかが徐々にわかってくると思います。

第6回~第9回の内容は1⃣と2⃣で、3⃣は丸々復習範囲でした。3⃣の点数が低い子は、時間切れでなければ、覚えたことを少し経つと忘れてしまったということになります。昔やったことを定期的に見直す必要性を認識しておきましょう。忘れにくいよう覚え方を工夫するのも良さそうです。

理科

大問 単元 配点
1⃣ 第6回:春の生物 24点
2⃣ 第7回:太陽 24点
3⃣ 第8回:水のすがた 32点
4⃣ 第9回:光 20点

1の問4(1)、2の問2、3の問7などに第1回~第4回の復習範囲の内容が入っています。

社会と違って理科は6~9回で内容が全く違うので、大問単位で得意・苦手が出やすいと思います。例えば1⃣で点数が低い子は植物・動物が苦手な可能性があります。苦手分野を把握しておくと今後に生かせます。

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