算数4年(下)第1回「小数と分数」攻略のポイント

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算数4年(下)第1回「小数と分数」攻略のポイント

小数と分数の性質を利用した問題を解いていきます。

小数と分数のたしざん、ひきざん、かけざん、わりざんの計算は、現在小学校では6年生で習い終えるのですが、予習シリーズでは4年の夏期講習で習ったことになっています

下巻第1回からは、小数と分数の計算は完璧にできるという前提で問題が作られていますので、上巻から夏期講習を挟まずに下巻に進んだ人は注意が必要です。(夏期講習テキストは四谷大塚の通販サイトで購入できます)

小数と分数の関係

分数を小数に直す方法と、小数を分数に直す方法を学びます。

分数と小数のどちらが良いかは場合によって違うので、どちらもできるようにしておきましょう。

なお、以下の分数は覚えてしまっても良いかもしれません(何度も出て来るのでそのうち自然と覚えるのが理想ですが)

$$\frac{1}{4}=0.25$$

$$\frac{2}{4}=0.5$$

$$\frac{3}{4}=0.75$$

$$\frac{4}{4}=1$$

慣れたら

$$\frac{1}{5}=0.2$$

$$\frac{1}{8}=0.125$$

等も一度は確認しておくと良いでしょう。

3つ以上の分数のかけ算・わり算

$$\frac{2}{3}×\frac{3}{8}÷\frac{9}{4}$$

のように、3つの分数の計算を練習します。

先に約分してから計算しないと、答えが大きくなってしまい処理が大変になります。

整数・小数・分数の混合計算

小数と分数が両方出て来る計算の練習をします。分数に直さないと解けない問題も多く、かと言って分数に直さない方が早い問題もあります。たくさん解いていく中で慣れていきましょう。

小数と分数が両方出て来る計算は、中学入試本番の算数の1⃣に出す学校も多く、中学受験界では大人気ジャンルとなっています。そのため塾の計算問題にもよく出てきます。

今回の単元だけでは演習量が足りないので、来週以降も様々な計算で練習していきましょう。(四谷の教材の中でも演習します)

分数の積を整数にする

ここは厄介。ある分数に対してどんな分数を掛ければ整数になるかを考える問題です。

上巻の第16回でやった「最大公約数」と第17回でやった「最小公倍数」を使うので、ちゃんと覚えているか、すんなり計算できるか、チェックしておきましょう。

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