理科4年(上)第3回 演習問題集 練習問題解説

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理科4年(上)第3回:流れる水のはたらき 練習問題

予習シリーズ理科4年上・第3回:流れる水のはたらき

練習問題(演習問題集P18~P20)の解説です!

練習問題1⃣

曲がった道を水が通るとどうなるかという問題です。

【問1】曲がった道では外側の流れが速く、外側がけずられます。

答え:AとD

【問2】水を流し続けると、AとDの外側がけずられていきますから、水がどんどん曲がっていきます。

答え:イ

練習問題2⃣

川の流れの速さと川底の石の問題です。

【問1】A-Bはまっすぐな川なので、中央が速いです。

答え:い

【問2】A-Bは中央が速いので、中央が一番深く、中央に大きな石があります。

答え:イ

【問3】C-Dは曲がった川なので、外側の方が流れが速いです。

答え:え

【問4】C-Dは外側の方が速いので、外側の方が深く、外側の方に大きな石があります。

答え:ウ

【問5】川原は曲がっている川の内側にできます。曲がった川の内側は底が浅く、流れが遅いので小さい石が積もりやすいからです。

答え:D

【問6】小石と砂とどろの大きさは、大きい順に

$$小石>砂>どろ$$

です。小さい(軽い)ものほど流れやすいので、最も多く流れるのも、最も下流まで流されるのも、どろです。

答え:(1)ウ、(2)ウ

練習問題3⃣

流れる水の三作用を復習しましょう。

三作用 せつめい
浸食作用しんしょくさよう 水が川岸・川底などをけずるはたらき。(浸食=岩や地面をけずること)
運搬作用うんぱんさよう 水が石や砂を運ぶはたらき。(運搬=運ぶこと)
堆積作用たいせきさよう 水が運んだ石や砂を積もらせるはたらき。(堆積=積もらせること)

①流れが遅くなると、浸食作用や運搬作用は小さくなり、堆積作用が大きくなります。

②川の水がにごって見えるのは、水が砂やどろを運んでいるからです。

③川原ができるのは、堆積作用によって、曲がった川の内側に石が積まれるためです。

④水の流れたあとのみぞは、浸食作用によってけずられたものです。

答え:①=C、②=B、③=C、④=A

練習問題4⃣

【問1】上流では水の流れが速いので、石を運ぶ力(運搬作用)と川底などをけずる力(浸食作用)が強くなります。

答え:ア・エ

【問2】まっすぐの川で一番早いのは中央ですが、特に水面やや下が一番早いです。深い所では川底の石に水がぶつかるなどしておそくなります。

答え:イ

【問3】川が曲がって行くことを、へびにたとえて蛇行だこうといいます。

答え:だ行

【問4】上流の方から来た石が、前にある石にぶつかって先に進めなくなっているものを選びましょう。

(ア)は前の石の下に後ろの石がもぐりこんでいるのでおかしいです。

答え:ウ

【問5】川ではふつう、上流に大きな石があり、下流に小さな石があります。中流にまわりより大きな石があるというのは、上流にあった石がそのまま流れてきたからと考えられます。

(ア)は、一番下流である海に大きな石があるのがおかしいです。

(ウ)や(エ)は、可能性が全くないとは言い切れないように思いますが、問題の作者が言いたかったのは「大きな石はふつう上流にある」ということだと思われるので、(イ)を選びましょう。

答え:イ

【問6】川の下流では、水の早さはおそくなっているため、砂が堆積する作用がはたらきます。

答え:イ

【問7】上流ほど大きくてゴツゴツした石になり、下流ほど小さくて丸い石になります。

答え:イ、ア、オ、ウ、エ

練習問題5⃣

ここまでに学んだことを使って、自分で考える問題です。

【問1】

(1)あーい はいが外側ですから流れが速く、川底が深く、大きな石があるはずです。

答え:エ

(2)う点とえ点をくらべると、えの方が流れが速く、砂をたくさん運びます。

う点にしずめたものの方が、砂はあまり運ばれません。

答え:Y

【問2】

(1)上流は川のスタート地点なので、石はまだあまりけずられていません。

答え:①=イ、②=エ

(2)大塚さんは11個のすべてが丸い石で、大きさも小さいものがほとんどなので、下流と考えられます。

中野君は35個の石のうち大きい石が3+14+10=27個と多いので、上流と考えられます。

四谷君はその間くらいなので中流と考えられます。

答え:エ

 

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