理科4年(上)第2回 演習問題集 発展問題解説

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理科4年(上)第2回:昆虫 発展問題

予習シリーズ理科4年上・第2回:昆虫

発展問題(演習問題集P15)の解説です!

筆者は中学受験の昆虫の知識はありますが、昆虫自体には詳しくありません。もしも解釈が間違っている場合がありましたらお知らせください。

問1

カブトムシは、実は多くの人がツノだと思っている部分が頭で、多くの人が頭だと思っている部分が胸です。

胸の位置が正しいのは、問題の中ではオ・カ・キ・クの4つのみ。後はあしの位置で決まります。オとカは中央の足2本が真横を向いているのがおかしいです。最後に残ったキとクは、カブトムシの写真などを思い出すことができれば解けるでしょう。

答え:キ

問2

イ:昆虫は空気を口から取り込みません。腹にある気門から取り込みます。×

ウ:昆虫の羽は胸から生えます。×

オ:昆虫には肺はありません。×(口で息を吸って肺にためる人間などとは、呼吸の仕組みが違います)

答え:ア・エ

問3

不完全変態の「セミトンボ・ゴキブリカマキリ・コオロギバッタ」を覚えていれば楽勝です。

暗記しない場合はかなりつらい問題です。

答え:エ、オ

問4

難問。選択肢にある昆虫はどれも成虫として1年以上生きないことと、どの時期に成虫を見かけるかが分かれば、正解できます。

(虫の大半は、春から夏に成虫となって活動を始め、秋になったら卵を産んで死んでしまいます。)

以下は考え方の一例です。(この解き方で全ての昆虫の越冬の状態が分かるわけではないのでご注意ください)

  • オオカマキリは秋の虫なので、秋に卵を産んで卵で冬を越すと考えられます。
  • セミとカブトムシは夏の虫なので、夏に卵を産んで、幼虫で冬を越すと考えられます。
  • モンシロチョウは春の虫なので、さなぎで冬を越して春に成虫になると考えられます。
  • テントウムシは寿命がおよそ2カ月と短く、卵から約20日で成虫になります。そのため、卵や幼虫やさなぎで冬眠することはないそうです。

答え:イ・ウ

問5

モンシロチョウの卵は白から黄色になり、幼虫になると黄色から緑になります。

答え:ア、ア、イ

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