2013年5月22日 餅は餅屋

最近何かと忙しくなるたびに「餅は餅屋」という言葉に思い当ります。
要するに、どんなことにでも専門家はいて、その人がやると一番うまくいくという話です。
転じて、自分がやるべきでないことは他人にどんどん任せていくべきで、
また、そのことで自分が本来やるべきことに時間を多く割けるようになる、という話にもなります。

そういえば昔はそういう考えのもとに生産者、販売者、サービス業、様々な業種が誕生していったのに、
最近は「自分で作った方が安い」「安く上げるのは賢い」とかなんとか言っちゃって
良い例が思い付きませんが例えば家庭菜園とか手作りパンとか、まあ何でもいいんですけど
そんなとこまで自分でやっちゃうの?的なことを始める人たちがいて、
日本全体でみたら何のことは無い、誰かがまとめてやればいいことを
各家庭で個人個人が非効率にやっているだけ、みたいな状況に陥ってますよね。
もっとも作る過程が楽しいという分にはいいのですが。

この10年20年くらいの間に一部時代を逆行してしまった部分があるように感じますから、
景気が良くなったら再びそういう点において楽をできる時代というのが来るといいなあと思います。

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