仕事の方は最終日。
アメリカ人は最終日を午前中で終わらせようとする事が多い。というか、そうするために毎日朝7時半から始めて1日1.5時間×4日分だけ稼ぐという強行日程を組んでくる。別にすべてのアメリカ人がそうではないと思うけど、僕の経験ではそんな傾向があります。
で、結局若干議題が残ってたけど無理やり午前中で終了。

飛行機までだいぶ時間があるので、観光することに。

しかし暑い…。
今は雨期ということもあって日本の真夏ほどは暑くないんだけど、気温30度を超えたら僕には無理な世界。
なんだけど、シンガポールの建物はどこでも冷房がガンガンなので、そんなことすっかり忘れて外に出てしまいました。
地下鉄に乗って、マーライオンの公園へ。
5駅で1ドルとかそんなん。安い。

シンガポールって建物は近代的だけど、川は泥川で東南アジアっぽいなあと思いました。
肝心のマーライオンは事前に聞いていた通り、海辺にちょこんと立ってました。しかも海の方を向いてるから、こっちからは背中しか見れない。さすが世界三大がっかりにも数えられるというだけのことはあります。

マーライオン

むしろその奥にある3本の建物。上に何か乗ってます。すげえ。
SMAPのソフトバンクのCMでも使われた、2010年にできた高級ホテルなんだそうです。後で知った。

そんな感じでシンガポール3回目にして初観光。
昔は今より英語に自信が無かったのと、何より海外慣れしていなかったから、変なことをするのが怖かったみたいなのがあったと思います。
今と昔じゃむしろ今の方が英語力は落ちてると思うんだけど、海外への慣れとか、恥を気にしないとかいうだけで逆に色々やりやすくなったと思いました。

さてそれでもまだ暇があるので、とりあえず空港へ。
今回は初めてラウンジを使用しました。
あんまよく仕組みが分かってないんだけど、ビジネスクラスだと「ラウンジ」っていう待合室を使っていいんだよね。
中に入ってみたら、まずビジネスクラスとファーストクラスで部屋が分かれていました。
ここではビジネスクラスは「ファーストクラスではない人」という、むしろ一般人扱いになっているのが面白い。
中では食べ物と飲み物が取り放題。僕は飲まないけどアルコールも色々揃ってました。
しまった、ここに来る前に夕飯を食べてしまった…。

照明が暗くて思いっきり失敗

シンガポールはそもそも空港内でパソコンをネットに…というかWi-Fiに自由に繋げる(受付でIDとパスワードをもらった)んだけど、ラウンジ内では空港内に少ない電源も簡単に確保。

ちなみにドラクエ10のテスターの募集が始まったと嫁から聞いたのでトライしてみたんだけど、接続が重くてだめでした。笑

で、深夜にようやく飛行機で出発。やっと帰れる。

早く寝たつもりが起きるのも遅く、結局10時間くらい寝た気がします。
時計を日本時間のままにしてるので、感覚がつかみにくい。シンガポールは日本より1時間遅れ。

そういえば、ホテルのテレビは全部で45チャンネルくらいあって、いろんな国の番組が見れるようになっていました。
日本語の番組はNHKだけなので、他のチャンネルもいろいろ見てたんですが、大きな話題になっていたのは、イタリアの首相交代と経済問題、アメリカのウォール街のデモ、ミャンマーのASEAN議長国就任、とかかなあ。
イタリアのマリオ・モンティは、BBCか何かのニュースで「スーパーマリオ」とか言われてました。

経済番組を見ていて気になったのが経済指標の表示順。
局によっても多少違うんだけど、JPY(円)、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、と円が最初になっているようでした。株価指標もDAW、NASDAC、S&Pの次にNIKKEI(日)、FTSE(英)、CAC(仏)、DAX(独)、という順。
まあ1つには時差の問題で日本が1日の経済をリードするから指標として重要なのかもしれませんが。

そうそう、シンガポールで色んなものを見ていたり、あと今回一緒にいたシンガポールや各国の人たちと話していると、中国・韓国より日本の方が経済的にあるいは技術的に上位であると見られていることを感じることが結構ありました。
投資家なんかは数年後を見ないといけないので中国を良く評価しないといけないんだけど、今日現在の時点を見ればやっぱり日本はまだアジアで一番の先進国なんだろうなあと思いました。

疲れた。

夕飯はionと書いて「アイオン」と読むビルのフードコートへ。アイオンっての自体はガイドブックによると2009年にできたということで、「イオン」ではないらしい。笑
地下鉄のオーチャード駅も中に入ってるので、日本の駅ビルと似た感じ。

新しいから結構綺麗

フードコートのある地下4階にはたこ焼き、たい焼き、お好み焼き、焼きそばといった日本食がずらり。
日本のラーメン屋とかもありました。
そして嬉しいことにはダイソーが。品揃えは日本とほぼ同じなので、
もし日本から何かを持って行き忘れたら、ここで買い足せば大抵揃う気がする。

で結局、一応は地元っぽいものをということで海鮮的なことが書いてあった店で麺を。

たぶん福建麺ってやつ

これは「福建麺」(ホッケンミー)っていうシンガポールの代表的な料理だったのか？注文した時点では気づいてませんでした。

疲れてたのでこの日はすぐに就寝。

初日は移動だけで、今日からが本来の目的に移ります。
今回はオフィスじゃなくてホテルの会議室で行われました。
日本人が結構多いんだけど、全部英語のみだったので結構ハード。

今回は、僕が詳しいジャンルの話は少ないのでテクニカルターム(専門用語)があまり拠り所にならないのも辛い所。
システムエンジニアの時は、細部が聞き取れなくてもテクニカルタームが聞き取れれば大体把握できたんですけどね。

ということで、丸一日英語漬けなだけでも結構疲れました。

終わった後は高島屋の中のレストランで食事。
オーチャードという場所は多分シンガポールの中心街の1つなんだけど、高島屋と伊勢丹があるので結構日本人には優しいと思う。建物内はほとんど日本語表記の案内があるし。

久々の海外出張ー。今回はシンガポールへ。
海外自体は今年2回目ですね。新婚旅行でイタリアに行って以来。今回は嫁は付いてきませんでした。嫁は嫁でお母さんと旅行に。笑

初日は特にトラブルもなく空港へ。そして特にトラブルもなく出発。
さすがに海外も行き慣れてきたから、あまり昔みたいに細かい問題でオーバーリアクションしなくなってきました。

飛行機に乗って、1時間くらいしたら昼ご飯。
ビジネスクラスとエコノミークラスを両方乗ったことがある今だからわかることだけど、ビジネスクラスは料理がコースで一皿ずつ出てくるんですよね。

サテ＝ピーナツソースの焼鳥

あー懐かしいな。2004年に初めてシンガポールに出張に行った時も、最初はこのサテでした。
毎回結局開幕のこれが一番おいしくて、その後シンガポールに滞在してる間にこれ以上おいしいものは食べられないんだよなｗ

確か7年半前に初めて出張した時は注文すら一仕事だったけど、もうさすがに慣れたもので、予め前のポケットに入れてある料理の一覧を見てスムーズに選択。
料理は英語で口頭で説明されたってわかるわけないよね。
単語が難しいうえに、「煮る」とか「炒める」とか動詞も難しいので手が付けられない。

蟹とサーモンのサラダ

肉と野菜の何とか

さて、飛行機の中ではPSPでFF零式をやるので時間ロスはゼロ。
予めPSPは問題ないかって聞いたけど、問題なかったです。
なんかビジネスクラスって、シートベルトしなかったりケータイの電源を切らなくても怒られなかったり、色々緩い気がする。

ほどなくシンガポール空港(チャンギ国際空港)に到着。
夕飯は近くを色々探索して、何となくアジアっぽいものを収集。
これで合計5.1Sドルだから300円くらいか。さすがに安い…。

ブレた。味は脂っこい。

空港を出たら、まずはタクシーでさくっとホテルへ。後から調べたら、2004年に行ったのと同じホテルでした。
ホテルを出て、さあ明日の朝ごはんは何を食べようか…と思って右を見た瞬間に探索終了。

セブンイレブンいい気分

やっぱ日本にある店は入りやすいよね。仕組みとかも分かるし。
朝ごはんと一緒に買ってきたこれは、レッドブルのシンガポールバージョンらしい。

カロリー20%オフのレッドブル

安売り中らしくて2.5Sドル(1シンガポールドルは約60円)でした。普通のレッドブルはロング缶が3.3Sドルくらいだったかな。