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ルービックキューブを正しく知育に使いたい

ルービックキューブで知育

上の子と下の子が、昔少しやったルービックキューブをまたいじっています。

これ確かに知育的要素があるとは思うのですが、なんか解ける子が周囲に異常に多いので、ちょっと気になっています。

低学年でルービックキューブを解ける子

ルービックキューブを解く(揃える)のは、大人でも相当難しいです。それなのに低学年でルービックキューブを解ける子が何故解けるかというと、解法を丸暗記しているケースが多いようです。

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上記のサイトなどを見ると、6種類の操作を覚えるだけで、後はその繰り返しだけで全面揃えることが可能になります。これはこれですごいですよね。

しかし知育という観点で見ると、丸暗記では折角のルービックキューブがもったいないと思っています。

知育に役立つルービックキューブの使い方を考える

ルービックキューブの知育的要素とは何かというと、物体の立体的な移動を視覚的にあるいは脳内でとらえることかなと思います。

しかしルービックキューブは立体なので難しいです。最初はルービックキューブの平面版ともいえるスライドパズルから始めました。

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これを書いたのが、上の子が年長の時ですね。

で、平面パズルが完璧になったうえでルービックキューブをいじると、平面的な解決はできるので、少し頑張れば1面だけ揃えることは可能になります。

しかしこれ、実は揃ったとはいえません。なぜなら、6面全て揃えるためには側面の色がバラバラではダメだからです。

本当の「一面揃った」という状態はこういうのを言います。

前から見たらこんな感じ

後ろはこんな感じ

前から見ても後ろから見ても、側面の3つが揃っていますね。

この状態を「完全一面」と呼ぶようです。

 

上の子は、手順を教わることなく自力で完全一面ができるようになりました。またその中で、僕の知らないうちに、いくつもの「こうするとこうなる」を編み出していました。

もちろんやり方を覚えれば誰でもできるのですが、そうではなく自分の考えでどう動かすとどれがどこに行くか考えながら操作しているという点に知育的価値があったと思います。

低年齢向けに簡単版ルービックキューブも

ちなみに下の子も不完全な一面は揃えられます。ただ、今は普通のルービックキューブより、こちらの小さいルービックキューブで一面揃えるのが好きみたいです。

一面揃えては、揃っていない色を揃える(さっき揃えた面は崩れる)を繰り返して遊んでいます。これでも十分知育効果はあるので良いと思います。

そのうち慣れてきたら大きいルービックキューブで完全一面に挑戦してほしいですね。

こんな感じで、ルービックキューブを6面揃えることをゴールとせず、自分の好きに動かすことで様々な立体的感覚を養えたらいいなと思っています。

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