【四谷大塚・早稲アカ】新4年・第1回組分けテスト(2021年3月)

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第1回組分けテスト解説(講評)

組分けテストお疲れさまでした!

今回のテストの内容を簡単に解説してみたいと思います。(執筆時点で平均点等は不明です)

  • 偏差値と順位…3月15日(月)10時頃公開
  • 組分け結果…3月15日(月)12時頃公開
  • 週報は3月15日(月)14時頃公開

平均点
算数106/200
国語77/150
理科63/100
社会68/100
4教科315/550

例年より難しめだったようです。

算数

算数の問題の構成は下表の通りです。

問題 配点 単元 難易度
第1問 10点×4問 計算問題
第2問 8点×10問 小問集合 基本問題~練習問題
第3問 8点×2問 かけ算とわり算 練習問題
第4問 8点×2問 和差算 実戦~最難関
第5問 8点×2問 虫食い算 最難関問題集
第6問 10点×2問 角度 最難関問題集
第7問 10点×2問 和差算 最難関問題集

※総合回と通常回では問題難度が異なります。ここでは通常回基準で記載しています。

 

4⃣以降は最難関問題集クラスの問題が並んでおり、かなり難しかったです。

しかし1番~3番だけで200点のうち136点もあります。ここまでを完璧に取れば、算数に関してはCコース相当の点数となるでしょう。

復習の際には、1番から3番までを徹底しましょう。ここで出題されている内容は、今後みんな知っているという前提で授業が進んでいきます。

4番以降の復習は、Sコースを目指す子や、時間がある子だけでOKです。今はとにかく基本を完璧にすることを目指すと良いでしょう。

国語

国語の出題は下表のとおりです。

問題 配点 単元
第1問 1点×10問 漢字
第2問 20点 知識
第3問 58点 文章題(物語文)
第4問 62点 文章題(説明文)

文章の量は2問とも2000文字弱となっており、普段の予習シリーズ基本問題と同じかやや少なめという程度でした。それが3⃣と4⃣で2つあるので、多くの子にとって時間が厳しかったのではないかと思います。

漢字と知識に時間をかけすぎない、分からない問題は飛ばして最後に解く、など時間の工夫ができると、実力を出しやすかったのではないでしょうか。

文章題は、問題の難度も一部かなり難しめだったと思います。

文章題の最初の問1がいきなり超難問になっており、これで動揺した子もいるかもしれません。実際は語彙の問題です(初春は春ではなく1~3月、初夏は夏ではなく5~6月)。

短い時間で解く練習をしていないと、普段の勉強の成果を出しにくかったのではないかと思います。その場合は、今後家で問題を解く際にも、時間も気にして解くと良いでしょう。

理科

理科の出題は下表のとおりです。

問題 単元 配点
第1問 昆虫 28点
第2問 流れる水のはたらき 24点
第3問 季節と天気 24点
第4問 磁石 24点

理科はどれも基本的な問題が多かったですが、1⃣、3⃣、4⃣のそれぞれ最終問題が難問となっていました。

間違えた問題は復習しておきたいですが、今の時点で無理に学習を完成させる必要はないので、バランスよく見直すと良いと思います。例えば、ここまでの予習シリーズの内容を全部見直して完璧にする、というのはやりすぎです。それだったら他のことに時間を使うのが良いと思います。

社会

社会の出題は下表のとおりです。

第1回と第3回の範囲がまとめて第2問で出題されました。第3問の「都道府県と地方」が最も配点が多くなっており、内容的にも都道府県が一番難しかったのではないかと思います。

セルフレジ、電子マネー、バリアフリー、3Rといった単語が、選択ではなく文字で書かされる問題がありました。うろ覚えだと苦戦したのではないでしょうか。

社会を見直す場合、特に第3問の間違いをよく見直しておくことをお勧めします。都道府県に関する様々な知識は、今後の社会の学習の上で役立ってくると思います。

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