算数4年(上)第12回「間の数を考える問題」
予習シリーズ算数4年(上)第12回「間の数を考える問題」の単元には、以下の4つの内容があります。
内容 | せつめい |
---|---|
まっすぐに植える場合 | 間隔=木の数-1 |
両端に植えない時 | 間隔=木の数+1 |
丸く植える場合 | 間隔=木の数 |
植木算の利用 | 間の数に着目する様々な問題 |
今回から、いわゆる「特殊算」と呼ばれる中学受験特有の算数問題が始まります。今回は「植木算」です。植木算を使う場面は後でいくらでも出て来ますので、今回は考え方を確実に学んで定着させましょう。
間隔と木の数の関係
植木算というのは、道などに木を植えた時に、木と木の間隔の数は木の数と比べてどうなるかを考える問題です。
まずはP110~P113で、以下の3つの例に付いて学びます。
- 木をまっすぐに植えるとき、間隔は木の数-1になります。
- 木をまっすぐに植えて両端に木を植えないとき、間隔は木の数+1になります。
- 木を池などに丸くぐるっと植えるとき、間隔は木の数と同じになります。
これらは、暗記することではありません。
最初は自分で図を描いて、実際に間隔と木の数の関係がどうなっているか確認しましょう。慣れてくると、頭の中で図が思い浮かんで、実際に図を描かなくても間隔と木の数の関係が分かるようになります。
条件が複雑な植木算
単純な植木算ができたら、次に条件が複雑なものを学びます。
例題4⃣、類題4⃣、基本問題3⃣、練習問題1⃣3⃣などが該当します。
植木算の利用
植木算の基本をマスター出来たら、次に、何かが植えられているわけではないけれどよく考えてみると植木算と同じ考え方で解けるねという問題にかかります。
例えば「30分で終わる勉強があります。10分勉強するごとに1分休憩するとき、終わるのは何分後ですか」といった感じです。(途中2回休憩するので答えは10×3+1×2=32分)
例題5⃣、類題5⃣、基本問題4⃣、練習問題2⃣4⃣5⃣などが該当します。
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