算数4年(上)第13回「周期を考える問題」攻略のポイント

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算数4年(上)第13回「周期を考える問題」

第13回「周期を考える問題」攻略のポイント

予習シリーズ算数4年(上)第13回「周期を考える問題」の単元には、以下の4つの内容があります。

内容 せつめい
周期をとらえる 数字や石の色などの並んでいる決まりを見つける
図形の周期 図形はかたまりに分けて何が繰り返されているのか見つける
曜日の周期 1週間は7日の周期であることを利用する
数の操作と周期 問題を解いていく中で周期算で解けることを見抜く

前回の植木算に続き、今回は周期算です。繰り返される法則を見極めて問題を解いていきましょう。

周期をとらえる

まずはもっとも単純な周期算です。

●●○●○●●○●○●●○●○と続く碁石や、

1,2,3,2,1,1,2,3,2,1・・・と続く数列などを使って、

周期を見つける練習をしましょう。

図形の周期

今度は棒を使って図形を作る問題の中から周期を見つけます。周期を見つけることさえできれば、後はただの周期算と同じような処理で問題が解けます。

前回第12回でやった植木算の発想も、考えるヒントになることがあります。

曜日の周期

1週間は7つの曜日が繰り返されるので、日付やカレンダーを使った曜日の問題も、周期算の一種ということができます。

ただし曜日算の場合は、周期算を練習するだけでは不十分です。何月が何日まであるかを覚えたり、月をまたぐ際の計算(例:6月23日から8月12日まで何日あるか)を瞬時に正確にできるよう練習すると、解きやすくなるでしょう。

数の操作と周期

問題の言うとおりに計算をしていくと周期が見つかるという問題。

例題5⃣、類題5⃣、基本問題4⃣、練習問題2⃣などが該当します。

「35番目を答えなさい」という問題で実際に35番目まで計算するのは難しいですが、5番目くらいまで実際に計算してみると周期が見えることがあります。周期さえ分かれば、35番目を計算で出すことができる、という流れになります。

このように、頭の中で考えるだけでなく実際に計算してみることを、中学受験ではよく「手を動かす」と表現されます。中学受験の周期算では、手を動かすことによって初めて周期が見つかり、「そうかこの問題は周期算の問題だったのか」と気づくケースが結構あります。ここではその練習をすることになります。

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