理科4年(上)第1回:磁石 練習問題
予習シリーズ理科4年上・第1回:磁石
練習問題(演習問題集P6~P8)の解説です!
練習問題1⃣
問1
磁石につくのは鉄・ニッケル・コバルトを含むものです。
- クリップ…鉄
- 1円玉…アルミニウム
- ノート…紙
- ぬい針…鉄
くっつくのは、鉄でできている(ア)と(エ)となります。
\begin{cases}
磁石につくもの…(ア)と(エ)\\
磁石につかないもの…(イ)と(ウ)\\
\end{cases}
問2
図を見るとAは南を向いているので、答えはS極となります。
問3
(1)まず、方位磁針のN局の反対側はS極です。
くぎの先が磁石のS極を引き付けているので、くぎの先(下)はN極になっていることが分かります。
したがって、くぎの反対側(上)はS極です。
棒磁石のくぎを付けた側はN極です。
これで、棒磁石の左端(A)はS極であることがわかります。
答え:S極
(2)くぎは磁石から外してもしばらくSとNがそのままになります。
くぎは下がNだったので、方位磁針に近づけると方位磁針のS極を引き付けます。
答え:イ
問4
針の先はN極なので、方位磁針を近づけると方位磁針のS極(南)を引き付けます。(答え)
問5
棒磁石を下の図のように赤い線で切った場合を考えてみます。
切った左の磁石(下図の青色)は、左側がNですから、右側(切った場所の左)はSになります。
切った右の磁石(下図の緑色)は、右側がSですから、左側(切った場所の右)はNになります。
答え:ア
練習問題2⃣
- 磁石と鉄はくっつきます
- 磁石とアルミニウムはくっつきもはなれもしません
- 磁石と磁石はくっつくか、はなれるか、どちらかです
問1
1はくっつき、2は動かず、3ははなれています。
1は、鉄か磁石のどちらかですが、まだどちらかは分かりません。
2は、アルミニウムです。もしも2が鉄や磁石だったら、動かないということはありません。
3は、はなれているので磁石しかありません。
3が磁石だったので、1は鉄ということになります。
答え:ウ
問2
最初の図で、3の棒磁石はNを近づけると反発して右ににげています。
つまり、3の棒磁石は左がNです(図の「あ」の部分)。
問2の図では逆に「あ」の部分(N)を引き寄せていますので、電磁石の「い」はSであることがわかります。
答え:S極
問3
最初③の棒は左に動いた(電磁石に引き付けられた)ので、乾電池を逆にしたら③の棒は右に動く(電磁石と反発する)はずです。
答え:ウ
問4
問2で、電磁石の「い」がS極でした。電磁石の左をN極、右をS極とすると、下のような図になります。
この近くに方位磁針を置くと、白い針(N極)は電磁石のS極にひっぱられ、黒い針(S極)は電磁石のN極にひっぱられます。
そのため、下の図のようになります。
答え:B=イ、C=ア
練習問題3⃣
問1
N極は北を向きます。
答え:北
問2
(1)
磁石と鉄、鉄と銅、銅と磁石を近づけるとそれぞれどうなるか考えましょう。
\begin{cases}
磁石と鉄…くっつく\\
鉄と銅…何も起きない\\
銅と磁石…何も起きない\\
\end{cases}
実験では①の時だけくっついたので、AとBが磁石と鉄だと分かります。まだAとBのどちらが磁石でどちらが鉄かは分かりません。
しかし、残ったCが銅であることは分かりました。
答え:ウ
(2)
今回は同じものどうしで実験しています。磁石と磁石、鉄と鉄、銅と銅を近づけるとそれぞれどうなるか考えましょう。
\begin{cases}
磁石と磁石…NとSならくっつく、NNやSSならはなれる\\
鉄と鉄…何も起きない\\
銅と銅…何も起きない\\
\end{cases}
実験では④の時だけはなれたので、Aが磁石であることが分かります。
答え:ア
(3)
棒Aは磁石、棒Bは鉄でした。
磁石のまん中はSでもNでもないので、鉄をくっつけません。
答え:イ
(4)
今度はくっつく組み合わせをさがす問題です。
(1)の時、くっつく組み合わせは「磁石と鉄」だけでした。
下図のように磁石と鉄の位置を入れ変えれば、磁石の磁力がある部分が鉄に当たっているのでくっつきます。
答え:イ
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