算数4年(上)第4回:和と差の問題 応用問題解説
予習シリーズ算数4年上・第6回:小数と単位
応用問題A・応用問題B(最難関問題集P24~P27)の解説です!
応用問題A1⃣
(1)
家から学校までのきょりは、
$$1100+500=1600m$$
公園は家と学校のちょうど真ん中なので、
家から公園までの距離は、
$$(1100+500)÷2=800$$
よって、公園から交番までの距離は
$$1100-800=300$$
答え:300m
(2)
600gは0.6kgなので、
$$8-0.6×9=8-5.4$$
$$=2.6kg$$
答え:2.6kg
(3)
$$1500-200×4=700$$
答え:700mL
応用問題A2⃣
(1)
水をうつす前の線分図は描けないので、水をうつした後の線分図を描きます。
単位をdLに合わせて解くと、水をうつした後のAは
$$(140ー5)÷3=45$$
AからBに4dLをうつした結果が45dLなので、最初にAに入ってた水は
$$45+4=49$$
答え:49dL
(2)
上の線分図から、水をうつした後の量はA=45dL、B=50dL、C=45dLと分かります。
水をうつす前と比べて、うつした後はどれくらい増えたか(減ったか)をまとめます。
- Aは4dLをBにうつしたので-4dL
- BはAから4dL来てCに8dL出て行ったので、合計で-4dL
- CはBから8dL来たので+8dL
よって、最初の水の量は、
- A:45+4=49dL
- B:50+4=54dL
- C:45-8=37dL
であったことが分かります。
BとCではBの方が多く、その差は
$$54ー37=17dL(=1.7L)$$
となります。
答え:Bの方が1.7L多い
応用問題A3⃣
かんとペンキの重さを1つの線分図でまとめて表してみましょう。
(1)使ったペンキは、はじめの重さからあとの重さを引くと分かります。
$$1640-920=720$$
答え:720g
(2)(1)でペンキ半分の重さが720gと分かったので、かんの重さは
$$920-720=200g$$
と分かります。
バケツの重さはかんの2倍なので、バケツの重さは
$$200×2=400g$$
残ったペンキと合わせた重さは
$$720+400=1120g=1.12kg$$
答え:1.12kg
応用問題A4⃣
問題文を読みながら、ていねいに図を書きましょう。
問題文がkmで聞いているので、kmに合わせて図を書きます。
(1)家から1.2kmでポスト、ポストから0.3kmで忘れ物ですから、
$$1.2+0.3=1.5km$$
答え:1.5km
(2)
\begin{cases}
忘れ物に気づくまで:1.5km\\
お姉さんに会うまで:1.5-0.6=0.9km\\
お姉さんから公園まで:2.8-0.6=2.2km\\
\end{cases}
歩いた距離の合計は、
$$1.5+0.9+2.2=4.6km$$
答え:4.6km
応用問題B1⃣
(1)図1を見ると、AAよりBBの方が1.2kg重いことが分かります。よって、AはBより0.6kg重いです。
図2を見ると、ABよりBCの方が300g重いことが分かります。よって、AはCより300g軽いです。
よって、重い順にC>A>Bとなり、最も重いCは最も軽いBより0.9kg重いです。
答え:C、0.9kg
(2)CはBよりも0.9kg重いので、CはB+0.9kgと同じ重さです。
また、AはBよりも0.6kg重いので、AはB+0.6kgと同じ重さです。
そこで、図3のCをB+0.9kgと入れかえて、AをB+0.6kgと入れかえてみます。
両方にBがあるので、両方のBを1個取りのぞいても天びんはつり合ったままになります。
B+1.5kg=2.3kgとなりますから、B=0.8kgです。
答え:0.8kg
応用問題B2⃣
問題がL(リットル)で聞かれているので、単位をLに合わせて図を書きます。
(1)バケツ5杯とバケツ3杯の差に注目して、
$$4.2+1.8=6$$
より、バケツ2杯が6Lと同じだと分かります。
バケツ1杯に入る水の量は
$$6÷2=3$$
答え:3L
(2)水そうにはバケツ5杯入れると1.8Lあふれるので、
バケツに入る量は
$$3×5-1.8=13.2L$$
答え:13.2L
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