チャレンジタッチとスマイルゼミの違い
低学年向けタブレット教材と言えばチャレンジタッチとスマイルゼミが有名。この2つの大きな違いを、3年近く使った経験から紹介します。
※この記事は2020年に書いたものを基にしています。最新の情報は各自でご確認ください。
子供を引き付ける魅力はチャレンジタッチ
チャレンジタッチはとにかく子供の気を引くのが上手いです。例えばこのような感じです。
- アニメーションを使ってキャラたちが解説(声付き)
- 毎月付録のおもちゃが付いてくる
- 1日1回チャレンジタッチを始めるとログインボーナスがある
- 継続していくとポイントがたまり、おもちゃや文房具などと交換可能
他にも単元を終えるごとにポイントがたまり、そのポイントでタブレット内にあるゲーム系コンテンツを解放できたりしますが、これはチャレンジタッチにもスマイルゼミにもあります。

とにかく勉強する気のない子にやる気を出させる仕掛けは、チャレンジタッチが強いです。タブレットに限らず僕がこれまで見てきた教材全ての中で最強だと思います。
確認テストの有無
チャレンジタッチでは3か月ごとに1回、紙形式のテストが送られてきます。答えの入力はタブレットから行い、自動採点されて成績が分かります。

スマイルゼミには確認テストがないため、子供が本当に理解しているかどうかが分かりません。
チャレンジタッチやスマイルゼミに限らず、全てのタブレット教材共通の弱点として、偶然正解するまで何度も適当に答えを入れたり、間違えた問題に再挑戦して今見た答えをそのまま書くなど、理解していなくても正解できてしまうという点が挙げられます。もちろん理解したうえでやっていればよいのですが…。
チャレンジタッチでは定期的にテストがあるので理解度と知識が定着しているかどうかをチェックできますが、スマイルゼミではチェックできません。
中学受験に向いているのは…?
個人的な感覚としては、チャレンジタッチもスマイルゼミも、中学受験につながるような「少し考える問題」がそこそこ入っていて、両者は同程度という感じです。
うちは先取り教育用に2~3学年上のものを使っていますが、その視点で見ると、チャレンジタッチの方が良かったです!
但しチャレンジタッチには遊び要素が多く、遊び要素の方に吸い寄せられてしまうと勉強効率が落ちます。そこをうまく制御できない場合は、スマイルゼミの方が良いかもしれません。



コメント