全国統一中学生テスト(全統中)とは
全国統一中学生テストは毎年春と秋の2回開催。最近は5月の最終日曜と10月の最終日曜に開催されることが多いです。
四谷大塚の親会社である東進ハイスクールが開催しています。無料で受けることができるため、毎年多くの受験者がいます。
公式サイトはコチラ。

全統中は「中1部門」「中2部門」「全学年統一部門」の3つに分かれており、中1や中2でも中3部門にあたる全学年統一部門を受けやすくなっています。
但し全統小と違って問題内容はやや難しく、どちらかというと私立中高一貫の難関校をターゲットにしたような出題が多く見られます。受験者の母集団もやや高めです。東進ハイスクールは大学受験の塾なので、高校受験よりも大学受験を意識した問題内容になっている、という側面があるようです。
配点は英語・数学・国語が各200点満点で、計600点満点です。
全統中・全学年部門の歴代平均点
全統中・全学年統一部門の秋(10月・11月)の歴代平均点は下表の通りです。
(一部、公式情報と異なる可能性があるのでご注意ください。特に2024年の各部門の正確な情報をお持ちの方がいたら教えてください!)
| 英語 | 数学 | 国語 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 103.3 | 72.1 | 95.4 | 270.7 |
| 2020年 | 106.3 | 100.8 | 86.6 | 293.8 |
| 2021年 | 97.8 | 100.7 | 95.0 | 293.3 |
| 2022年 | 116.7 | 118.9 | 112.8 | 348.4 |
| 2023年 | 125.0 | 119.4 | 108.1 | 352.5 |
| 2024年 | 128.7 | 121.2 | 124.5 | 374.4 |
| 2025年 | 136.9 | 107.8 | 119.6 | 364.3 |
全学年部門の決勝ボーダー予想
全学年部門では、中1の上位30人、中2の上位30人、中3の上位50人の計110人が決勝大会に進出できます。(中1部門・中2部門を受けると決勝大会には進出できません)
2025年秋の全学年部門は、数学がやや難しかったようです。易化した去年よりはボーダーはやや下がるのではないかと予想しています。
決勝ボーダー予想は下記の通りです。
中1:480~490点台
中2:530~540点台
中3:550点台
全統中・中1部門の平均点まとめ
全統中・中1部門の歴代平均点は下表の通りです。
| 英語 | 数学 | 国語 | 三科 | |
|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 96.1 | 88.0 | 96.3 | 280.5 |
| 2020年 | 93.7 | 84.3 | 108.3 | 286.4 |
| 2021年 | 143.4 | 92.4 | 91.3 | 327.2 |
| 2022年 | 128.2 | 103.4 | 111.1 | 342.7 |
| 2023年 | 134.0 | 105.0 | 114.4 | 353.5 |
| 2024年 | 119.6 | 93.8 | 131.7 | 345.2 |
全統中・中2部門の平均点まとめ
全統中・中2部門の歴代平均点は下表の通りです。
| 英語 | 数学 | 国語 | 三科 | |
|---|---|---|---|---|
| 2020年 | 97.1 | 90.8 | 105.0 | 292.9 |
| 2021年 | 105.3 | 88.8 | 107.6 | 301.8 |
| 2022年 | 108.3 | 102.5 | 121.4 | 332.3 |
| 2023年 | 123.2 | 117.5 | 120.1 | 360.8 |
| 2024年 | 117.0 | 94.6 | 106.0 | 317.5 |
全統中の結果を受け取る方法(POSと紙帳票)
東進ハイスクールの内部生は、東進のサイトのトップページから行ける中学生用POSにログインして、「模試成績」から見られます。紙の帳票は受け取れないので、自分で印刷する必要があります。
日曜日に全統中が開催されると、その週の土曜日には見られるようになります(稀に金曜日)。
それ以外の人は、返却開始日以降に受験会場の校舎で紙の帳票を受け取れます。返却開始日は会場ごとに異なりますが、全統中の受験翌週月曜頃から返却開始となるところが多いようです。


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