マスター1095題とは
「マスター1095題 一行計算問題集」は、日能研が出している算数の問題集です。
題名の通り、1行の計算問題が1095問入っています。
1年生用から6年生用まで6種類が発売されています。(算数以外に「漢字マスター1095題」というシリーズも出ています)
[amazon_link asins=’4895244733,4895244741,489524475X,4895240703,4895240711,489524072X’ template=’CopyOf-ProductCarousel’ store=’dq4database-22′ marketplace=’JP’ link_id=’b2c5c78a-edf7-48e8-bb61-53c248a6a3e8′]
マスター1095題の特徴
問題が3問ずつで分かれているのが最大の特徴。それが365回分用意されています。
1日3問ずつやると、1年間で解く問題数が3問×365日=1095題、というわけです。
問題の内容は、シンプルなものが多く、クセが少ないのが特徴。基礎力を定着させるのに適しています。但したまに□+2=3のような虫食い算的な問題もあったり、「78+4+22+6」のように工夫すると早い問題(78と22で100)が出てくることがあります。
あと3年生には欄外に謎のパズルがあります。ルールも何も書かれていないのですが、子供は不思議と解けてしまいます。こちらは「数列」の理解にも役立ちます。
うちでのマスター1095題の使い方
うちでは毎日必ず午前中に3問解くというルールを作っています。幼稚園がある日は自動的に朝起きてすぐやることになります。
問題が簡単で、問題数も3問と少ないため、朝の忙しい時間でも短時間でちゃちゃっとやることができています。
現在は上の子に3年生のを与え、下の子には今日から1年生のをやらせています。
3年生の本に載っているのは、4桁くらいまでの足し算、引き算、あと3年生の範囲の掛け算、割り算、それから単位の問題などです。
1年生は「合わせていくつ」「分けるといくつ」と足し算、引き算です。□+2=3のような虫食い算的な問題もあります。
マスター1095題が続けやすい理由
計算は毎日欠かさずやることが大事です。
しかしうちの場合だと、例えば漢字検定の勉強期間などは算数がおろそかになりがちでした。
そうすると、これまでに習得した足し算、引き算、掛け算、割り算、分数、小数・・・といった様々な計算のやり方を徐々に忘れてしまうことがありました。
あるいは、分数の計算を集中的にやっていると、小数の割り算のやり方を忘れていた、なんてこともありました。
そこで導入したのがこのマスター1095題です。毎日計算をやるので、既に覚えたものを忘れにくくなります。また、出題に偏りがない(このページは割り算だけ、みたいなページは無い)ので、様々な問題の解き方を忘れずキープすることができます。
1日3問というのが、かなり負担が小さいのもポイント。最初の頃は問題数が少なくてやりごたえのなさが気になったのですが、どんな時でも毎日続けることを考えるとこれくらいの方が適していると思っています。
早期教育・先取りに使う場合の注意
マスター1095題を先取り学習に使う場合、先取りの最先端を切り拓くためというよりは、既に習った内容を定着させるのに使う方が効果的だと思います。
なぜなら毎回3問の中に様々な問題が混在しているからです。
例えば割り算を覚えたての子が上手になりたい場合は、割り算だけを集中的にやった方が効果は高いです。マスター1095題では様々な問題がちりばめられおり、割り算だけのページは無いので、不向きというわけです。
それならむしろ、割り算を集中的にやっている期間に、足し算、引き算、掛け算を忘れないようにするために、マスター1095題を使う、というのが良いと思います。その場合は、3年生の割り算をやっている間に2年生のマスター1095題をやったり、4年生の割り算をやっている間に3年生のマスター1095題をやる、という風に少し前の範囲をやるのがお勧めです。簡単なので、気分が乗った日は6問、9問…とやってもOKです。
コメント