第2回組分けテスト小4算数問題分析(2021年5月)四谷大塚・早稲アカ

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第2回組分けテスト小4算数問題分析

第2回公開組分けテストの算数の問題を分析します。今後どんな勉強をしたらいいか考えるのに役立ててください!

組分けテスト全体の分析はコチラ!

目標を確認しよう!
「今はAコースだけどBコースに上がりたい」とか「Sコースを目指したい」とか、みなさんそれぞれ目標があると思います。目標に応じて、どんな問題を解けばいいのかを考えましょう!

問題分析

今回の組分けテスト算数の問題の内容は、下表の通りです。

次にこの表について詳しく見ながら対策を考えます。

問題レベルの分析

まず問題レベルについて見てみましょう。第1回組分けテストとほとんど変わらないので、今後も同じようなレベルの出題が続くと思われます。

Bコースを目指す子は基本問題

今回の組分けテストは、2⃣の(6)までは、計算と、予習シリーズの基本問題レベルの出題でした。

ここまでの配点は200点のうち102点と、半分くらいの点数になっています。これはBコースに入れるくらいの点数となります(算数については)。なので、Bコースを目指すぞという子は、まずは基本問題を完璧に解けるようにしましょう

Cコースを目指す子は練習・実戦問題まで

次に、2⃣の(7)と3⃣は、予習シリーズの練習問題レベルの問題でした。さらに4⃣は演習問題種の実戦問題レベルでした。

ここまで取れると、200点中の146点となり、余裕でCコースに行ける点数になります。計算ミスなどで何問か間違えても大丈夫です。Cコースを目指す子は、4⃣までの問題を全部解けるよう、予習シリーズの基本・練習と演習問題集まで解くよう頑張りましょう

Sコースを目指す子は応用問題を半分まで

5⃣6⃣7⃣は、かなり難しい問題です。問題レベルで言うと最難関問題集の応用問題くらいになっていますが、最難関問題集はそもそも持っていない子も多いと思います。特に6⃣と7⃣は、そのまま中学入試本番に出てもおかしくないくらいの問題です。今の時点で解けるようになる必要はありません。

算数が好きな子や、Sコースを目指したい子も、今は5⃣6⃣7⃣のうち半分くらい取れれば十分です。最難関問題集に挑戦する場合、半分くらい解けることを目指して頑張って下さ

出題範囲の分析

次に、今回の組分けテストの問題が、予習シリーズのどの回から出題されたかを見てみます。

今回は第6回~第9回のまとめの回なので、問題の多くが第6回~第9回から出題されていましたが、第1回~4回からも出題されています。

今回特に気にしたいのが、下表の赤字の単元です。何だか分かりますか?

この赤字は、図形の単元を表しています。

今回の組分けは図形の多い回でした

今回の組分けテストでは200点のうち図形が96点と、ほぼ半分が図形の問題でした。計算で解く問題と、図形の問題が、同じくらいずつ出ていたことになります。

第1回の組分けテストでは図形は36点、1月の最初の組分けテストでは56点分でしたから、今回は図形の出題がかなり多い回だったと言えます。

それだけに、図形が得意な子はいい点が出やすくなっていました。

図形の点数が低い子は、図形が苦手?

今回のテストの点数を見て、図形問題をどれくらい取れているか、確認してみましょう

ただ、早とちりしないでほしいのですが、今の時点で図形が解けないのは、図形が苦手だからではありません。これまで1年生からやってきた算数の勉強を思い出してみてください。ほとんどが計算で、図形はそんなにやっていない子がほとんどのはずです。つまり、いま図形ができない子は、苦手なのではなく、まだあんまり練習していないからできないだけです

大事なのは、これから練習して上手くなっていくことです。今は毎週毎週新しいことを学ぶので復習する時間は無いと思いますが、夏休みなど余裕がある時に、図形の問題にたくさん挑戦してみると良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。自分のレベルと目指したいレベルを考えて、毎週どのレベルの問題まで練習するか考えてみてください。また、図形が苦手な子は、時間ができた時に図形を特訓してみてください。

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