予習シリーズ理科4年上・第3回:流れる水のはたらき

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予習シリーズ理科4年上・第3回:流れる水のはたらき 攻略のポイント

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理科4年(上)第3回 演習問題集 練習問題解説
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予習シリーズ理科4年(上)第3回「流れる水のはたらき」の単元には、以下の3つの内容があります。

内容 せつめい
1.雨水のはたらき 雨の水が地面をどのように動くか
2.川のようす まっすぐな川と曲がった側での水の流れと石
3.流れる水の利用 水の力で動く水車と発電所

流れる水のはたらきの単元は、仕組みを覚えることが多いです。丸暗記ではなく、なぜそうなるかを考えながら覚えるとよいでしょう。

一番大事なのは「2.川のようす」です。ここは覚えて終わりにせず、覚えた知識を使って演習問題集で考えることをしてみましょう。

1.雨水の働き

  • 土の上を水が流れると、土が水に流されていきます。
  • 水を速くしたり、水の量を増やすと、土がたくさん流されます。
  • 水が遅い場所では、水の勢いがなくなって土を運べなくなるので、運んできた土がそこに積もります。
  • 水の通り道が曲がっていると、水が通っているうちにだんだん通り道の曲がり方が大きくなってきます。

これらは、次に川の話を考える時に役立ちます。

2.川のようす

川底(かわぞこ)について

川の中では、水の流れが速い所ほど、川底がけずられるので深くなります。また、水の流れが速い所ほど大きな石が多くなります

このことを覚えていれば、後は川のどこが速いか覚えるだけで、以下の2つは理解できるでしょう。

  1. まっすぐな川では、中央ほど水の流れが速いです。そのため中央ほど川底が深く、川底には大きな石があります。
  2. 曲がっている川では、外側の方が水の流れが速いです。そのため外側ほど川底が深く、川底には大きな石があります。

上流と下流の石について

川は山から海に向かって流れます。山の方を上流じょうりゅう、海の方を下流かりゅうと言います。川は上流から下流に向かって流れます。

川の石は上流から下流に流されていく途中でぶつかりあうことで、小さくなり、丸くなります。

そのため川の石は上流ほど大きく、ゴツゴツしています。また、下流の石ほど小さく、丸くなります。

川の水の量について

川は水を集めながら下流へ向かっていくので、下流に行くほど水の量が多くなります。

また、下流の方が川のはばも広くなります。

流れる水の三作用(さんさよう)

流れる水には3つの作用(はたらき)があります。

三作用 せつめい
浸食作用しんしょくさよう 水が川岸・川底などをけずるはたらき。(浸食=岩や地面をけずること)
運搬作用うんぱんさよう 水が石や砂を運ぶはたらき。(運搬=運ぶこと)
堆積作用たいせきさよう 水が運んだ石や砂を積もらせるはたらき。(堆積=積もらせること)
この3つの作用は、何も見ずに意味まで説明できるようにしておきましょう。

ここまでで習った流れる水のはたらきは全て、この三つの作用のうちのどれかです。どれがどの作用か考えておくと、この単元の理解が深まります。

流れる水の利用

水の流れる勢いを利用して車輪を回す水車や水力発電所などがあります。

流れている水を使うだけなので、二酸化炭素を出さない地球にやさしい仕組みです。

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