うちの子がテストを受ける理由

テストの受けさせすぎは良くない?

なんか世間では「テストを受けさせすぎるのは良くない」みたいな話が出回っているようです。マジか。

ということで、今回はうちのテストに関する考え方を書いてみたいと思います

勉強におけるテストの存在とは

何かを勉強して、テストをするとき、勉強は自分への知識のインプットであり、テストはその知識を紙面上にアウトプットする機会と捉えることができます。

勉強すれば知識を身に付けることができますが、実は覚えただけではテストではいい点数は取れません。いくら覚えても、覚えたことを適切にテストの答案用紙上に出すことが必要です。

一般論として、大学受験と違って中学受験においては週1程度の高頻度でテストが行われるので、アウトプットの機会が不足することはあまりありません。

しかしそれはあくまで高学年の話で、我が家ではまだまだアウトプットの機会は少ないです。そこで早い段階からテストに慣れてもらいたい、というのが狙いの1つです。

テストでいい点数を取る方法は、答案用紙上のテクニックだけではありません。前に別の記事でも書きましたが温度調節とか、会場に何分くらい前に入るとか、使う筆記用具とか・・・こんなテクニックで人生が決まる日本の現状がいいのかどうかは別として、まあ実際テストが得意だと色々得をするので、テスト慣れしてほしいなあと思います。

うちの子はテストが好き

うちの子に関していえば、テストが好きです。お祭り感覚みたいな感じなんですかね。笑

テストが好きなので、高得点を目指して勉強したりもします。もちろん遊びたいことも多いので、テストの勉強よりそっちを優先してしまうこともありますが、やはり「何のために勉強するか」が明確になっているので、勉強に身が入りやすいのだろうなあと思います。

良くないテストもある

但しテストなら何でも受けてよいわけではなく、良くないケースもあると思います。

テストの本来の効果には、集団における自分の現在の立ち位置を確認するというものがあります。なので年に数回受けるのはよいと思います。

しかし既にテストの数は十分に受けているという場合、これ以上テストを増やすには、別のメリットも求められてきます。メリットがないなら、テストは受けなくていいように思います。

例えばテストを受けるだけで反省をしない。これが最悪ですね。テストを受けたあと間違いを見直さないのでは、テストを受けた意味が従来の10分の1くらいになってるんじゃないでしょうか。

テストの間違いを直すというのは、単にできなかった問題をできるようにするだけではありません。できるはずの問題を落としたときに、なぜ落としたのか、どうすれば落とさなかったのかを考えることも重要になってきます。

例えば社会の暗記物で思い出せなかった場合、覚えたと思っていたものがなぜ思い出せなかったのか。算数で簡単な計算ミスがあった場合、なぜミスをしたのか。そしてなぜ見直しでミスに気付かなかったのか。

そういう見直しができないのなら、テストは受けすぎないほうがいいです。特にテストを受けすぎると、見直しなんてできなくなりますよね。気を付けようと思っています。

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