【中学受験用語集】実質倍率とは

実質倍率とは

中学受験で学校側が募集している生徒数に対して、願書を出した人数の割合を「出願倍率」、実際に受験した受験者数の割合「受験倍率」と言います。

ここからさらに実際の合格者数を考慮したものが「実質倍率」です。

中学受験の倍率の種類 計算式
出願倍率 願書提出者数÷募集人数
受験倍率 実際に受験した人数÷募集人数
実質倍率 実際に受験した人数÷合格者数

(例)

  • 募集200人の学校に600人が出願したら、出願倍率は600÷200=3.0倍
  • そのうち500人が実際に受験したら、受験倍率は500÷200=2.5倍
  • このとき、合格者数が250人いたら、実質倍率は500÷250=2.0倍

多くの中学では合格辞退者出るので、その分を見越して募集人数より多めに合格者を発表します。そのため、実質倍率は出願倍率・実質倍率より低い数字となります。実質倍率は、より実態に近い数字であると考えられます。

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