【中学受験用語集】午後入試とは

午後入試とは

午後の遅い時間に開始される中学入試のことを「午後入試」と呼びます。中でも2月1日の午後に行われる入試のことを指して午後入試と呼ぶ場合が多いです。

首都圏では2月1日が中学受験の本格開始日であり、かつもっとも激戦となります。その2月1日の、午後の遅い時間に入試を行う学校が増えてきています。

午後入試を受ける子は、2月1日の通常の入試を終えた後、家に帰らず2つ目の学校へ行き、午後入試を受けます。1日に2つの入試を受けることになるので体力的にはやや厳しいですが、午後入試を行う学校では試験を算数のみの1科目にするなどして生徒の負担軽減に努めている場合が多いです。

2月2日以降の中学受験では、子供によっては既に1校でも合格をもらっていると精神的に楽になることがあり、落ち着いて入試に挑めるという効果があります。そのため、2月1日に2校受けることで、早めの合格を確実に1校おさえるという目的で2月1日の午後入試が利用されることが多いようです。