予習シリーズ第4回攻略のポイント
予習シリーズ第4回攻略のポイントを紹介!
算数
第4回は「和と差の問題」です。
- 和とは…たしざんの答え
- 差とは…ひきざんの答え
和と差の問題は「和差算」とも呼ばれ、中学受験では「特殊算」の1つに数えられます。予習シリーズを進めて行くと、和差算を応用した問題は色々出て来ますので、今回の範囲は確実に習得しておきましょう。
また、今回は線分図を描いて解く問題が多いです。線分図も中学受験には必須で、予習シリーズを進めて行くと今後何度も出て来るようになります。その頃までには、線分図は正しく描けて当たり前という状態になっておく必要があります。今のうちに線分図を描くことに慣れておきましょう。
算数第4回の詳しい解説はコチラ
国語
今回は「説明文・論説文(2)」。
文章題では指示語(いわゆる「こそあど言葉」)がキーポイントになります。文章中に出て来る「それは…」「このとき…」などのこそあど言葉が出てきたときに、その言葉が何のことを指しているのかを意識しましょう。直前の言葉を指していることが多いですが、そうでないことも多いです。
今回は文章題以外の部分で覚えることが多いので注意。
予習シリーズP50~53では、国語辞典の引き方や言葉の意味に関する問題があります。
- 国語辞典の言葉は五十音順に並んでいる
- 語尾が変わる言葉は言い切りの形で載っている
特に上記の2つは知らないと国語辞典を使えないので、今後も困ることになります。国語辞典が家にあれば、実際に使ってみるとよい練習になるでしょう。
また、漢字と言葉ではP43~P44に四字熟語が15個出て来ます。知らない四字熟語が多いと思いますが、四字熟語を見たら大体の意味を言えるようにしましょう(まだカンペキでなくてもOKです)。また逆に、意味を見たらその四字熟語を書けるようにしましょう。
親が「異口同音の意味は?」「まとまりなくあちこちへ動き、うろたえ混乱する状態を表す四字熟語は?」など出題してあげると学習しやすいかもしれません。
四字熟語問題集はコチラで
理科
理科の第4回は「季節と天気」です。
予習シリーズを読んで、丸暗記ではなく、できるだけ理由・理屈を手がかりに覚えていきましょう。
例えば日本各地の月別の降水量を見る時には、「東京は6月~10月に雨が多い」と暗記するのではなく、雨が降る理由を考えます。「日本で雨がよく降る理由は、6月頃は梅雨、9月頃は台風、12月頃は雪」と覚えれば、東京は雪はあまり降らないので12月に雨が多くないことも分かりますし、北海道には梅雨がないので6月に降水量が少ないことも理解できます。
雨温図(雨量と温度の図)は、後で社会でも出て来ます。
理科第4回の詳しい解説はコチラ
社会
社会の第4回は「都道府県と地方(1)」。
ここまでの4回の中では特に覚えることが多いです。予習シリーズをただ単に読むだけでは、地方、県名、県庁所在地を覚えることは難しいです。自分でテストしたり、白地図を使うなどして、暗記を頑張りましょう。
既に先取り学習していたり、日常生活の中で都道府県に興味を持っていた子は、楽に進めることができると思いますが、多くの子にとってはかなり苦戦する回となるかもしれません。
しかし都道府県や県庁所在地は知っておくと今後の学習でずっと役立つので、覚えておく価値は高いです。
次の第5回が組分けテストですので、そこまでの2週間を上手く使って、毎日コツコツと覚えて行きましょう。
社会第4回の詳しい解説はコチラ
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