今日は任天堂の1Q11(2011年度第1四半期)決算発表日でした。
決算発表と同時に、ニンテンドー3DSの定価をこれまでの25000円から15000円に下げることが発表。
既に3DSを買った人にはファミコン・GBAのゲームを計20本ダウンロードする権利が付与されることも発表されました。
http://www.nintendo.co.jp/info110728/index.html
過去には例えばセガサターンなんかも最初は45000円で発売され、1年5か月後には2万円になりました。
売れないハードが値下げするのは今に始まったことではありません。
ですが今回は2月末の発売からわずか4か月半での値下げということで、大きな反響になっているようです。
「任天堂が嫌いな勢力」がネット上で故意に騒いでいることも手伝っているかもしれませんが、
少ないお小遣いでゲームを買う高校生・大学生などにとっては確かに大きな1万円だったと思います。
僕は個人的には、ゲーム業界の存続のために3DSを支援したいと思っています。
2008年に「大きすぎて潰せない」(Too big to fail)という考え方を破ってリーマンショックが起きたように、
いや、仕組みは全く異なりますが、いま任天堂とDSが潰れたらゲーム業界が大きく落ち込むと思うわけです。
ってことで、極限攻略データベースでも3DSの値下げを軽く支援しています。
まあ、できることなんて限られてますが。
3DSが安価で大量に出回れば、ソフトがどんどん売れるのでゲーム業界は活性化してくれるでしょう。
企業別に見れば任天堂だけが損をするという神選択を取ったと考えることもできます。
既に3DSを買った人に1万円キャッシュバックできれば一番いいんですけどね。100万台強で100億円くらいだから無理でしょう。
ともかく、これでたくさん売れるといいですねえ。
25000円で買った人的にも、このままじゃ3DSが衰退して面白いゲームが出なくなるので、
この値下げによって3DSの面白いゲームがたくさん出てくれれば、まあそれはそれでいいわけで。
ただ根本的な問題である「そもそもDSに限らずテレビなどでも3Dは不人気」という部分は今後どうなるものか。
映画だけは3Dも好調だと思ってたんですが、それも2011年はイマイチのようです。
さてこうした問題の一方で、というかこちらが大多数の人の視点になるわけですが、
これまで3DSを持っていなかった人には1万円の値下げは朗報です。
11月には3DSマリオ(スーパーマリオ3Dランド)、12月には3DSマリカー(マリオカート7)が発売されるそうです。
また、8月11日の値下げ開始日には、偶然にも先日発売が延期された「スーパーポケモンスクランブル」も発売されます(これズルいだろ…笑)
8月11日から値下げになるそうですので、それ以降にぜひ検討してみては。
極限でもスーパーマリオ3DSとマリオカート7は攻略する予定です。