中学受験にぴったりの歴史漫画は?
中学受験では、社会の暗記だけでなく「歴史の流れをつかむ力」が重要です。
そのときに役立つのが、ストーリーで覚えられる「歴史漫画」。
いくつかの出版社から出ていますが――結論から言うと、一番のおすすめは角川まんが学習シリーズ 日本の歴史です!
今回は、角川(現:KADOKAWA)の歴史漫画をお勧めする理由を3点紹介します!
おすすめの理由1:持ち運べる
他社の歴史漫画は大型サイズ・厚表紙のものが多く、自宅で読む専用になりがち。
一方、KADOKAWAは一般的なコミックサイズで軽く、表紙も柔らかめ。
そのため、通学や通塾の電車の中、病院の待ち時間など、ちょっとしたスキマ時間にも読めます。
「カバンに入れてもかさばらない」のは、親としても助かるポイントです。
おすすめの理由2:巻ごとに著者が違う
KADOKAWAの『日本の歴史』は、なんと各巻ごとに担当漫画家が異なります。
時代ごとに絵柄が変わるので、「あ、このキャラは平安時代の人だな」といったように、頭の中で時代が整理しやすくなります。
結果的に、登場人物や出来事の混同も減り、歴史の流れをつかみやすくなります。
おすすめの理由3:10年で改訂
KADOKAWAの『日本の歴史』は、刊行から10年の節目に大幅リニューアルされました。
最新の歴史研究や教科書内容に合わせて、数百カ所を改訂したとのこと。
「出したら終わり」ではなく、常にアップデートを続けてくれるのがKADOKAWAの強み。
中学受験で学ぶ内容とズレにくく、安心して使えます。
これ中学受験生は要注目!
・邪馬台国の政治の意思決定者は男女半々
・卑弥呼の後継者は台与→壱与
・聖徳太子の肩書から「摂政」消滅、推古天皇の指導力の高さ再評価
・鎌倉幕府やっぱり1185年ではなく1192年
・生類憐みの令は悪法ではなく、徳川綱吉は生命を尊重する道徳を広めようとした将軍… https://t.co/bu1JuiDzZT— おてう@先取り教育と中学受験2025 (@oteu_bakusou) November 11, 2025
まとめ
中学受験に使う歴史漫画として、
- 軽くて持ち歩ける
- 時代ごとの整理がしやすい
- 内容が最新に保たれている
この3点を満たすのはKADOKAWA『日本の歴史』だけです。
楽しみながら知識を積み重ねたいご家庭に、ぜひおすすめします。
おまけ:歴史漫画の使い方
中学受験塾では5年生の2学期から歴史を学ぶことが多いです。そのため、歴史漫画は小5の夏休みまでに読んでおくのがおすすめ。
人物や時代の流れをざっくり知っておくと、授業中に出て来る歴史上の人物のことが何となく分かるので、スムーズに学習を進めることができます。初学のつまずきを防ぐ意味でも、夏までに読むメリットは大きいです。
ちなみにどの出版社の歴史漫画も、中学受験では問われない細かい知識も載っています。そのため、歴史漫画を細部まで覚え込ませたり、覚えているかテストをする必要はありません。あくまで子供が楽しく読めていればOKです!


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