【中学受験用語集】サンデーショックとは

サンデーショックとは

サンデーショックとは、2月1日が日曜日となる年に、主に女子校において例年と入試日が変わることにより生じる混乱のことを指します。

キリスト教プロテスタント系の中学の中には、日曜日を休みとし、中学入試を行わない学校があります。例年ですと東京・神奈川の入試解禁日は2月1日で、この日が最も激戦となる日になりますが、2月1日が日曜日になる年はこれらの中学が入試日を2月1日から2月2日にずらすため、2月2日が激戦となります。

さらにこれを鑑みて、例年2月2日に入試を行っている中学の一部が、2日から別の日に変えるといった動きも発生します。

こうして中学入試の受験日程が例年と大きく変わる結果、各中学の受験人数が大きく変わり、入学難度にも変化が生じます。例年だったら受かるはずの子が落ちてしまったり、逆にラッキーにも受かってしまうケースも発生します。

プロテスタント系の学校は女子校が多いため、サンデーショックは主に女子にのみ発生する現象となります。

過去のサンデーショックは2004年・2009年・2015年にありました。次は2026年、2032年がサンデーショックの該当年となります。